展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【変わらないものの大切さ】
2013年1月15日
みなさん、お正月はいかがお過ごしでしたか。とても寒い日が続いていますし、風邪引いていませんか。お正月と言えばお雑煮。私の地元の熊本では、すまし汁のお雑煮を作ります。家庭によって少しは違っていますが、人参・大根・里芋・ごぼう・青菜の基本的な野菜に加えて、熊本県産水前寺もやしが入ります。あと鶏肉やするめ、昆布を細かく切ったものが入っています。私は、慣れ親しんだお雑煮を食べることで、ああ新年がやって来たなと思います。幼い頃から続けてきたこの変わらない行事を、最近ではとても大事だと思うようになってきました。それは、続けてきたという時間のつながりとお雑煮を一緒に食べる家族や親戚とのつながりの両方を感じることのできる時間だからです。お雑煮を食べるメンバーは減っていますが、この習慣を大切にしたいと思った年明けでした。あ、でも今年の季刊生命誌のテーマは「変わる」ですね。この日記と合わせて、今年度の季刊生命誌を読んで頂ければ、変わることの大切さや面白さも感じて頂けると思います。「変わる」のテーマでの季刊生命誌も残り1回。1年早いものですね。次回の季刊生命誌も「変わる」ことのワクワク感でいっぱいのカードになりそうです。お手元に届く日をお楽しみに。