【新しい形を世に送りだす。】

表現スタッフ日記

展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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　新しい生命誌BRHカードはいかがでしょうか？去年の11月からの大変更。私がチーフの時にこんな変革の時が来るなんて、幸せ！？なんでしょうか。雑誌をやめるという発想から、カードに至るまでのプレッシャーといったら、ものすごいものでした。その頃の私は布団に入っても、紙とwebの連動の具体的な形が見えないことに悩んで、寝るどころか目は冴える一方。カードにWeb Mapを掲載するという、今となっては簡単なアイデアを思いついたのは、明け方４：３０頃。その日は名古屋に出張だったので、中村館長に名駅からファックスを入れ、携帯電話でやりとりをして、辿りついたプランです。しかし、ここからがさらに大変、プランだけでは意図したことは伝わらない。デザイナーの坂さん（本職はペーパーエンジニア、頭骨ペーパークラフトがカードについているのは彼との仕事だからこそ！！）と、具体的な中身とデザインをすり合わせ、トンチを出し、何度もやり直し、の日々でした。終わってみれば、新しいものの立ち上げというのは、最高の仕事の充実感と楽しみを与えてくれるのだと思っています。科学をカードで伝えるなんて、後何年間かはまねされないハズ！というか、やってみればかなり難しいことがわかるはずです。甘いかもしれませんが、しばらくは睡眠時間確保のため、ぜひユニークな形であって欲しいです。今は次号のBRHカードの制作とweb上での新しい空間づくりに奔走しています。web上での新しい空間、生命誌サロンは、サロン、お稽古、イラスト版サイエンティストライブラリーの３本立てです。新しいことばかりで、楽しすぎる！？

[工藤光子]

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