五月は連休もあり、また気候もよいので行楽の時でした。ニュースで海外旅行へ出発する人たちで賑わう空港、渋滞数十キロという文字と一緒に映し出される車の列などを見ていると、家にいるのはなんだかヘソ曲りのような気分になります。でもこの２０年、仕事と言えば新幹線に乗ることを含むという生活をしてきたものですから、休むイコール動かないとなってしまいました。

温泉へのお誘い冊子を眺めていいなあと思いながら、家で菖蒲湯に入って、ささやかなノビノビ気分を味わい満足するという習慣がついてしまったのです。

でも、週末毎にお弁当を作ったなあと今思い出しています。まずは、連れ合いの会社の人たちがやって来てのバーベキュー大会。これは炊き込みのおにぎりです。人参・大豆・油揚げを混ぜたひじき御飯とグリンピース御飯の二種類で黒と緑です。次の週は孫の運動会でおいなりさんでした。御飯にシラス、いりタマゴ、ゴマ、歯ごたえを楽しむためにレンコンを入れて作りました。昔からの運動会の定番、梅干しのおにぎりも少し。その次がオープンガーデンで、ばら寿司。今回は鮭を使いました。食事は簡単で美味しいことを旨とする。食事に限らずゴチャゴチャしないのが好きです。怠け者なんですね。