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中村桂子のちょっと一言

館長の中村桂子が、その時思うことを書き込むページです。月二回のペースで、1998年5月から更新を続けています。

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【おかしな朝顔】

2001.11.15 

2000年1月15日でしたか。我が家のおかしな朝顔のことを書きました。あれは10月1日に花がつき、多分クリスマスまで咲き続けたのだったと思います。これは遺伝か環境か。タネをまいて調べますとも書きました。実は、タネから育った朝顔は普通に夏に咲き、秋には枯れました。もっとも、これは、鉢を庭に置いたからだったのかもしれません。いただいた鉢は食堂の南向きの窓辺に置いたのですから同じ所に置かなければいけませんでした。なぜタネからの朝顔たちは、外に置いたか。それは、また新しい鉢をいただいたので、そちらを窓辺に置いてしまったからです。朝顔には、一鉢分の場所しか与えておらず、他の鉢を追い出したくなかったので、実験としてはまずいことをしてしまったというお粗末です。
ところで今年いただいた朝顔が、またおかしな奴なのです。9月末までは葉ばかり。今度こそ葉っぱ朝顔という新種だろうかと話ながらそれでも水をやっていました。10月に入ると葉っぱが急に元気にぐんぐん茂りだしました。そして、花が咲き始めたのです。赤、紫、白など、今、毎日大きな花を咲かせています。今日もつぼみが見えますからまだ暫く咲くでしょう。朝顔に問題があるのではなく、この場所に問題があるのかもしれません。とにかく、冬の朝顔を楽しんでいます。今度はタネをまいた鉢と同じ場所に置かなければなりませんね。二回も同じことが起きたので、何なのだろうと気になっています。

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