館長の中村桂子が、その時思うことを書き込むページです。月二回のペースで、1998年5月から更新を続けています。
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【言葉と言葉以外のコミュニケーション】
2000.11.1
それにしても、その時の顔を見ていると皆んな真剣で、じっと画面を見つめていますね。親友と面と向かって話をしているところを脇から見ていたとしたら、大きな笑い声が入ったり、ジェスチャーがあったりと、言葉以外のメッセージがたくさんあるでしょうに。 人間は他の生物と違って言葉を持つようになったので、考えたり豊かなコミュニケーションを楽しんだりできるのだということになっています。確かにそうですが言葉と一緒にそれ以外のメッセージがあってこその豊かさだという気もします。言葉ってなんだろう。今ちょっとそこに関心があるので、そんなことをボンヤリ考えながら乗っていた電車の中で感じたことです。 もう少し考えてみます。 和歌山市の鳥居さんから面白いHPだというおほめの言葉をいただきました。「自分はいったいなにものなんだ」と考えて友だちに話すと「あほか?」と言われるのがおちだとか。生命誌はまさに私はどこからきた何者かと考えるのがテーマです。あほかもしれませんが楽しいですよ。 鳥取大学の飯塚さん、研究館を訪問するというメッセージをいただきましたが、いかがでしたか。 |