その他
2025.02.18
循環
清水和美
記事を拝見しました。生命の循環、微力ですがとりくんでいます。生ゴミは以前から取り組んでいましたが、庭木の剪定ゴミもゴミに出さず積み上げたりマルチングに使ったり、最後に自然に帰るように時間をかけるようになりました。不思議なのはゴミと思っていた葉っぱや枝が地面の上で自然に見えることです。風景としてなじんでいます。自然のサイクルの中にうまく入ったんだなぁと思いました。
蝶の食草園とは言えませんが、毎年、我が家もホトトギス、柑橘、スミレ、タブの木に卵が産み付けられて、幼虫達がムシャムシャやりますよ。地面に落ちたフンは集めて植物の根元に。
最近は庭のない住宅や家の周りに砂利を敷く家が増えて、街中も緑が少なくなってしまいました。もう少し宅地にも緑があると、いいなあと、思っています。緑も生き物なので手入れが少し大変ですけれど。
2025.02.19
1. 村田英克(表現を通して生きものを考えるセクター)
まちなかの街路樹として植えた高木の剪定や落葉拾いなどは、行政の方も、地域の方も、管理が大変ですね。でもやっぱり都市の中でも、風でサラサラと葉を鳴らし、木陰を提供してくれる樹木があるとほっとします。
これくらいの広さなら、自分でお手入れできるだろう、近隣にも迷惑にならなそうだという範囲の、身の丈にあったサイズの庭が理想だな、と思います。プランターでも良いと思うのです。因みに、我が家はプランターを並べた「ベランダ食草園」です。キャベツ、ニンジン、アシタバなど、チョウとヒト共用の食草のほか、ハコベやタネツケバナなども生えて来ます。植えた憶えがないので、鳥が運んできたのか、ネムノキがもうだいぶ大きくなって毎年ピンク色の花を、かわるがわる長く咲かせて目を楽しませてくれます。もちろん枯葉はすべてマルチです。今年は、飼育中のカブトムシ幼虫の糞を土に混ぜるようにしています。土壌改良にはなるようです。
知り合いの一人が、やはりマンションのベランダで柑橘を育てていて、毎年、ナミアゲハがやってきます。とチョウと幼虫の写真を見せてくれますが、ところで、お宅はマンションの何階でしたっけ? と聞いたら、22階です。と! 一つ一つは小さな庭でも、皆がそうすれば、まちに緑も増えますよね。