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2024.06.20

マティスの切り絵の線

参照記事「研究館より」

アマミナナフシ

最近、美術解剖学の骨格と筋肉のスケッチにはまっています。人体の骨格は脊椎一つにしても、でこぼことそれぞれ微妙に違い…。骨盤だと、でこぼこしすぎて描く方向によって向によって全く違うものか…と思うような形です。

マティスの絵の中で私が一番好きなのは『王の悲しみ』です。改めてよく見たところ、頭骨っぽい線とか背骨っぽい線とか散見されて面白いなあと思いました。後ほど解説を見ると、【デザインは全くの抽象だが、あちこちに人物像が暗示されていてレンブラントのサウルとダビデの絵にヒントを得たのかもしれない。】(週刊グレート アーティスト 17号 マティス)

細胞や生きものの線を、色々な絵の具で塗った紙を作って みんなで一緒に切って貼ったらワクワクするものが出来るかも‼

2024.06.28

1. 中村桂子(名誉館長)

アマミナナフシ様
 骨格のスケッチ楽しそうですね。生きものの形は、生物学にとっても絵画にとっても
重要で興味深いテーマですから、科学と絵画をつなぎます。切り絵でも、その形には
生きものの持つ形の本質が反映しているような気がします。
                   中村桂子

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