生命誌について
2023.11.12
戦争により心を痛めています
ゆーゆ
ニュースでイスラエルの戦闘により破壊された街、日常を知るととても心が痛いです。だけど私には何も出来ない。心を痛めても変わらぬ日常を過ごす私がいる。なぜ人が人を拒否し受け入れられないようなことが起こるのか。世の中に対してもどかしい気持ちになります。
誰もが目の前の物事や生き物に対して優しい気持ちを持てればと思います。
2023.11.14
1. 中村桂子(名誉館長)
ゆーゆ様
本当に。病院が壊されているのを見て心が痛まない人はいないでしょう。生きものの研究は、生きものとしての人間は本来戦いが好きではないということを明らかにしているのに、このような社会をつくってきたことについて、よく考え、直すべきは直さなければいけない時ですね。
生命誌は、人間は生きものという当たりまえのことを発信し続けていきますので、ご一緒にお願いいたします。。
中村桂子
2024.04.03
2. カモ
戦争ばかりの世の中が辛いです。その先の未来に希望が持てません。
先生は、戦争が起きても希望を強く持って生きていけますか?
2024.04.03
3. 中村桂子(名誉館長)
かも様
おっしゃる通りですね。毎日めげそうになり、滅亡しかないのかと思うこともあります。でも、生きものは続いていくもの、40億年も皆で続けてきたのです。今日生まれてきた赤ちゃんが思い切り生きられる社会をつくり、それを渡していくのが私が生きている意味だと思うのです。本当に大事なことは何かを考え、小さなことでよいからそれをしようと思って日々を送っています。無力感にさいなまれる日々ですが、同じように思っている人は少なくないはずと信じています。
中村桂子