生命誌について
2022.08.03
まわりを見ると緑は圧倒的力を持っている
やっちゃん
日本の食生活を支えるダイズですね。いろいろな種類があって、丸い豆に、茶色のハートマークが付いたかわいらしいダイズもあります。数年ほど前に、保育園の年長さん達とダイズを育ててみました。一粒から百粒の豆が収穫できたときは、「ダイズ、すごい!」と驚きました。植えた後はダイズの根菌の働きで、土も養分を得るので「オダイズパワー」は続きます。永く栽培されてきた理由が分かります。このような伝統作物が各地にあると聞きますが、作り手がいなくなったりして忘れられたものも多い。今、夏の真っ盛りで、元気の良いのはセミと緑の種々ですが。食べられそうなものを探すのには絶好の機会だと思います。暑さに負けずに、葉を茂らせている緑の力を借りて、食糧不足と気温上昇を解決する方法を模索中です。
2022.08.03
1. 中村桂子(名誉館長)
やっちゃん様
ダイズは植物タンパクとしてこれから大事になるのははっきりしています。この歴史ある作物を国内で生産しないのはなぜでしょう。金銭だけでの判断で輸入の方向に行ったわけですが、今後は別の判断が必要でしょう。マメ科は窒素固定もしてくれますし。これからは食べものについては、皆が良質の食生活ができるようにするための明確な方針が不可欠です。日本の風土を活かした食べものづくりは、豊かさの基本になるはずです。
こどもたちとのお豆づくり楽しそうですね。
中村桂子
2022.08.09
2. アマミナナフシ
一粒から百粒のダイズが出来るのですか⁉「ダイズ、すごい!」ですね!
去年我が家のベランダで「かわいいキュウリ(12㎝くらいの小さなキュウリがなる品種)」を種から育ててみました。ベランダで野菜を育てるのは初めてで、もぎたてのキュウリをポリポリ食べるのがとても楽しみでした。
キュウリの株に雄花と雌花が咲きました。マンションの4階のベランダにはどう見ても受粉する虫たちがこまめに飛んでくる気配が無く…。(生命誌研究館の4階の食草園には虫たちがたくさん訪れるのになあ。)
もぎたてのキュウリを絶対に食べるぞ!という強い意志(?)のもと、虫が来んなら私が受粉!結局ひとつひとつこまめに手で受粉させました。→10~12㎝のかわいいキュウリを10本収穫!
【わかった事】
①もぎたてキュウリはみずみずしく美味。
②10cmのキュウリ→皮が柔らかく美味。
12cmのキュウリ→ちょっと皮が硬くなり残念。
市販のキュウリ→皮が硬い。(硬い方が傷みにくいのでしょう。)
③台風の日、強風によりキュウリの葉がちぎれ飛び枯れる。
今年は雨風の時には鉢ごと家に入れられるよう、8号の植木鉢の綿花の種を植えました。
★一昨日2つの真白な直径4.5cmのハイビスカスのような花が咲きました。 ★昨日は花が閉じて薄ピンクのスイートピーの花みたいになりました。あまりに可愛いからまた開くかなと観察を続けていたところ夕方にはそのまま花はしぼみました。