生命誌について
2022.05.24
「わたしたち生きもの」から
やっちゃん
2022年2月から、世界が大きく変わることを見続けています。21世紀の四半世紀になろうかというこの時点で、人類はまだ武力を捨てきれない弱さを見せています。コロナ禍で人々の暮らしにも困難さが増していますが、なんとかこの状況を収束する試みも。人類は諦めていません。今回の『生命誌の原点を忘れない』(中村桂子)のご指摘を受け、考えることしきりです。「わたしたち」を主語に考えると、意見の違う相手も包括できますね。「わたし」では、「あなた」は対立する存在です。広がりのある「わたしたち」を頭に、今の状況とこれからの世界を考えてみたいと思いました。
2022.05.24
1. 中村桂子(名誉館長)
やっちゃん様
一緒に考えて下さってありがとうございます。「わたしたちの中のわたし」という感覚は広まると嬉しいなと思っています。特に、「わたしたち生きものの中のわたし」だと一番嬉しいですね。そうなったら、自然に戦争なんてバカバカしいということになるはずですから。次回の一言に続きを書きますね。
中村桂子