展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【一度ひいて見る】
そんな時は、一度ひいて見てみることにしています。一番大切なのは、周りの意見を聞くこと。いろいろなアドバイスを自分の中でうまく消化して、少しずつ良い形へバージョンアップさせていきます。日を改めて自分の案をみることも大事。「この案はとても良いのでは!?」と思っても、次の日には「あれ?ここはおかしいぞ」と気づく場合が結構あります。 次回(54号)のリサーチで、内容にどっぷり入りこんでしまった私は、自分の案を客観視できずに、かなり苦戦をしています(数理生物学の研究です。乞うご期待!)。「何も知らない人の立場になって考えてみなさい」と中村館長はおっしゃいます。「自分はこれを伝えたい」という軸がぶれないことはもちろん大切ですが、決して一人よがりな表現にならぬように、常に客観的な視点を持って仕事を進めていきたいと思います。 BRHカードの入稿まで残り二週間を切りました。あと一踏ん張りです。 | |
[ 板橋涼子 ] |