展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【BRHイベントに参加してみませんか?】
ところが実際に準備を始めてみると、雨後のタケノコのごとく次から次へとやることが湧いてくるわけです。「あれ〜?あらら〜?おや〜?」の心境です。日がたつにつれて、「そういえば去年も・・・」などとようやく思い出したりして。そうして迎えた当日、これまたいろいろやることがあり、ある意味「体力勝負」で2日間を過ごします。 しかし、サマースクールを終えて一ヶ月ほどたった今、私の頭に浮かんでいるのは、「今年もほんとに楽しかったなぁ」ということだけだったりするのです。私にとって、サマースクールはそんなイベントです。 こんな私の思いもこっそり編み込みつつ、今年度のサマースクールの様子を“しっかり”伝えるページを作りました。秘かに自信作だったりします。9/15から公開しています。まだの方は、ぜひぜひご覧ください。 私がサマースクールについて口を開けば、ついつい「楽しい」ばっかりになってしまいますが、各部屋のサマースクールのページをのぞいていただければ、参加者の皆さまが、研究(ラボセクター)や研究を表現すること(SICPセクター)をしっかりと「体験」していることや、それでいてスクール自体をとても楽しんでいることがわかっていただけると思います。 「サマースクールのページを見て興味を持ったけれど、一年後かぁ・・・」と思った方は、ひとまず「実験室見学ツアー」(次回は10/11)に参加してみませんか?短時間ではありますが、どんな場所でどんな人が研究をしているのかを知っていただけますし、BRHの雰囲気も感じ取っていただけます。 もっとじっくり話を聞いてみたいという方は、「研究員レクチャー」(次回は11/8)にいらしてください。世の中の講演会では、研究自体からは引退された、とても偉い先生がお話しされることも多いですが、ここではBRHのラボセクターで実際に頭と手を動かして日々研究に打ち込んでいる研究者が話をします。最先端の内容も含まれますが、途中でも質問していただける気楽なものです。 手前味噌で大変恐縮なのですが、サマースクール、実験室見学ツアー、研究員レクチャーという3つの「BRHイベント」は、ほんとにオススメです。まだBRHを訪れたことがない方は、ぜひ一度、BRHイベントに参加してみませんか?
[加藤史子] |