展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【10周年】
変化に富む時代は短く思うのかもしれません。38億年も10年も日々の積み重なり。生命の歴史を概観しても、変化が少ない(ように見える)原始時代は10億年一昔くらいで、カンブリア紀以降、1億年一昔くらいに捉えられる気がします。(そうしないと年表などを作っている時に、書くことない!書ききれない!という事態になりがちです…) BRHは今年、10周年を迎えています。Sicpセクターも、11月の10周年記念イベントにむけて日々励んでいます。地球の歴史と生命の歴史を重ね合わせながら、生命誌研究館の歴史も学びつつ、生命誌の10年をなんとか形にまとめようとしています。BRHがオープンした1993年11月、皆さまはいかがお過ごしでしたか?お一人お一人の歴史ともリンクする生命の歴史。それを立体化する「立体生命誌」(素敵なオブジェになる予定)…2003年11月、いかなるものとなっているでしょうか!? 「大阪は遠いよ」と、常々思っておられたかもしれない東日本の皆さま、記念イベントは東京で行います!「東京は遠いで」という西日本の皆さま、高槻のBRHも、館内の「ある部分」が大変身しようとしています!どうぞお楽しみに。 [北地直子] |