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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【井戸端会議 】

2001年8月1日

 だいぶ以前のことになりますが、機関誌『生命誌』が、インターネット上の投票で、科学雑誌のNo.1に選ばれたという話が人づてに耳に入りました(30号をお送りしたときのお知らせにも書きましたが)。結局、どこの何なのか、定かではありません。かってに投票なさっているわけで、こちらにお知らせがあるわけでもなく、何かをいただけるわけでもありません。言ってみれば、井戸端会議の中で、あれがいい、これが好きという類いのものなのでしょう。
 『生命誌』には、いつも多くの方が、住所変更などの事務手続きがてらというのも含めて、感想を送って下さっています。今回は少し新しい試みもしていますので、応援の言葉などもたくさんいただき、勇気づけられているわけで、とても感謝しています。
 しかし、きっとこれは、おすましの感想。みなさん、お近くの方たちと、どんな話をなさっているのかな、と知りたくなるときがあります。悪口も、客観性を欠いた意見も、かってな解釈も、別に責任をとるとか、罰されるとか関係のない、言いたい放題のおしゃべり。その中で、『生命誌』はどんなふうにお魚にされているのでしょう?
 日常の暮らしの中でも、井戸端のそんな話の中にこそ、歯に衣を着せない事実があって、結構みんな参考にしていますよね。だから、インターネット井戸端会議?で1位になった、というのは、表彰式が厳かに執り行われるような賞ではないのですが、よくぞ辛辣な評価をかいくぐってきたと、ちょっと、うれしい気がしたのでした。
 井戸端のご意見大歓迎です。お気軽にお寄せ下さい。
[高木章子]

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