【「震災を乗り越えて」】 | JT生命誌研究館

ラボ日記

研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。
月二回、スタッフが交替で更新しています。

バックナンバー

小田広樹

　前回担当の秋山-小田康子さんのラボ日記の後に悲しいできごとが起こりました。東北関東大震災に被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
　多くの方が自然災害に備えて万全な対策をとっていたことと思いますが、想定以上の規模で起こってしまったことに心が痛みます。地震発生後、真っ先に行動を起こし、救援活動、復興支援、そして原発の危険回避にあたられている方々に敬意を表します。
　大学や他の研究機関、水族館などの施設で大きな被害が出ていることを聞いています。被災された研究者に対して、国内だけでなく海外の様々な研究組織から支援の申し出がなされているようです。協力の輪が大きな力となり、被災された方々が一日も早く日常の活動に戻る事ができますように心からお祈りします。
　今回の地震で、巨大地震は１００年、１０００年という単位では必ず来るという事がはっきりしました。この震災から最大限の教訓を得て、あらゆる面で長期的に頑強な社会の枠組みを作っていきたいものです。

[ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ　小田広樹]

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