館長の中村桂子が、その時思うことを書き込むページです。月二回のペースで、1998年5月から更新を続けています。
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【階段を昇るのが・・・】
2010.6.15
事実、大したことはないのです。でも階段は昇りたくありません。とくに荷物を持っている時は。事実、月曜日の朝、BRHへ向けてキャリーバッグを持って出かけ、新宿駅(小田急線)でエスカレーターを探したらありません。駅員さんがこのホームはエスカレーターがないので、エレベーターに行きなさいと教えてくれましたが、それはかなり遠いところでした。しかも、三階建てになっているホームの二階にいたので、下からの人でいっぱい。なかなか乗れません。いつもなら30秒ほどの乗り換えに五分近くかかってしまい、新幹線に間に合うかなと朝からイライラ。よくありませんね。JRでも同じこと。最近ではバリアフリーと言われて、駅もエスカレーターやエレベーターのないところがとても少なくなりました。でも、ちょっと動きにくくなってみると、いつも何気なく乗り降りしていたところの面倒さがわかり、さまざまな状態の人への適確な対応は難しいものだと実感しています。今度はあそこで降りてこうしてと作戦を立てましたので、五分もかからず行けると思いますが・・・いやいやそれまでにスタスタ階段を昇れるようになっているつもりですが、身をもっての体験ほどよい教えはないなと思っています。 【中村桂子】 ※「ちょっと一言」へのご希望や意見等は、こちらまでお寄せ下さい。 |