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研究館より

ラボ日記

2024.06.04

高槻JAZZ STREETにて

今年もゴールデンウィークに高槻JAZZ STREETが開催されました。大きなホールや学校,はたまた商店街や小さなカフェなど市内の様々な箇所が会場となり,二日間の期間中は市内の至る所で音楽が流れています。芥川桜堤公園の鯉のぼりフェスタとともに,多くの人で賑わうビッグイベントです。と言っても,私自身はジャズに特段関心があるわけではないので,これまではスルーしていたのが実態です。実は,JT生命誌研究館も宣伝のため,会場の1つとなっている高槻城公園に例年ブースを出しています。今年からは研究部門も含めた部署横断企画に格上げされたことから,近場に住んでいて暇そうな研究員枠で私も参加してみました。

COVID-19が5類に変更されて初めてのジャズストということで,幸い天気も非常に良く,沢山の方が街に繰り出されていました。JT生命誌研究館のブースにも多くの方が立ち寄ってくださり,チョウの紙工作が大人気でした。それ以上に人気だったのが,アゲハチョウ(卵から成虫までひととおり)とナナフシ。小さなお子様からご高齢の方まで,最初は怪訝そうな顔で水槽を覗かれていても,いざ虫を見付けると皆さん嬉しそうな顔に変わる様子を目の当たりにし,実物の力を実感しました。ナナフシと言えば(?),「全身の神経標本の二代目を作成して再度展示します!」と書いてからはや一年以上が経つことに気付きました。夏休みには間に合うようにしないといけませんね。時間見つけて何とかします。
 

宇賀神 篤 (研究員)

所属: 昆虫食性進化研究室

現在はアゲハチョウの脳の研究を進めています。これまでの研究はリサーチマップを参照。