Special Story
生命のシンフォニー 共進化する蝶と食草
いろいろな蝶がいろいろな葉につく。どんな化学物質が隠れているのだろうか。
リュウキュウミスジ。クズの葉を食べる。またその葉をかみ切り、糸で綴ってカムフラージュのカーテンをぶら下げる
クモマツマキチョウ。タネツケバナ、ミヤマハタザオなどの実を食べる。成虫も食草の蜜を吸いに来る
コヒオドシ。成虫越冬したメスはイラクサの新芽に産卵。幼虫はあの痛いイラクサを食べる
イワカワシジミ。幼虫はクチナシの実の内部を食べて成育。ひとつを食べ終わると別の実に移動。空になった実の内部で蛹にもなる
ルリタテハ。成虫越冬したメスは芽吹きの始まったサルトリイバラの新芽近くに産卵
クロツバメシジミ。多肉食物のツメレンゲイワレンゲなどを幼虫が食べる変わり者