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季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。

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検索結果を表示しています。(797 件の記事が該当しました)

SCIENTIST LIBRARY

DNAのふえ方から見えた生きものの姿

吉川寛

1933年
神戸市生まれ
1956年
東京大学理学部化学科卒業
1961年
東京大学 化学系大学院院博士課程修了
イリノイ大学及びプリンストン大学にて博士研究員
1964年
カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所助教授
1969年
金沢大学がん研究所教授
1986年
大阪大学医学部教授
1993年
奈良先端科学技術大学院 大学教授
2001年
JT生命誌研究館顧問

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季刊「生命誌」46号観る

「観る」の第2回。体内を観ることを原点とする解剖学を出発点として、現代生物学の全領域を渉猟し、見事な成果をあげている廣川さんの研究はこれぞ生命科学と思わせます。美しいと思うことが基本にあるのも魅力です。遺伝子を追うだけでもなければ、タンパク質を調べるだけでもない。生きているってどういうことなんだと問うています。瞬間を止めるから動きが見える。「観る」が狙っているのはやはり時間なのです。

リサーチはちょっととぼけた昆虫が教えてくれる自然界の実情です。捕食者が食べることが数をコントロールしているという思いこみを問い直します。自然界を観るよい系を探しあてるのもフィールドワークには重要なこと。西田さん発見のカメムシの行動に注目してください。

リサーチ2つめは、DNAのはたらきにとってその構造がどれほど大きな意味を持つかという広瀬さんの研究。分子の世界も形を丁寧に観ることが重要な時代になってきました。DNAが凝縮したり、ほどけたりするのをじっくり見て初めてはたらきが見えてきました。

サイエンティストライブラリーは研究館の顧問の吉川さん。枯草菌のDNA研究の底に脈々と流れる昆虫少年魂が見えます。

このカードも含めて、私たちは調べた結果を誰もがなるほどと思う形に表現することも研究のうちと考えています。どう表現すれば、美しくまた理解しやすくなるか。科学にもそれが必要です。アートでは絵画での工夫を参考に動きを観て表す方法を考えました。医学生向けの生命誌コーギ。今回はズバリ「ゲノム」です。ヒトゲノム解析が終わり、これを利用した医療が進むとされていますが、「私のゲノム」と「私」の関係を考えておかないとよい医療にはつながりません。しかけを観ながら考えて下さい。「観る」という言葉の中には生きることを考える鍵がたくさんあると実感しています。

中村桂子

TALK

[複製と共有] 観察による手描きと再認を求める写真

港千尋

1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1985年よりパリを拠点に写真家・批評家として幅広く活動。主な著書に『群衆論』『記憶』『映像論』『洞窟へ』、写真集に『瞬間の山』など。

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

RESEARCH

新天地を目指して―陸上への引っ越しと器官のリサイクル

岡部正隆

1996年東京慈恵会医科大学大学院医学研究科博士課程修了。科学技術振興事業団CREST研究員、国立遺伝学研究所助手、ロンドン大学キングスカレッジ客員講師を経て、2005年より東京慈恵会医科大学DNA医学研究所・器官発生研究室室長。

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

RESEARCH

オートファジーの現場をとらえる-細胞が自分を食べる理由-

水島昇

1996年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。日本学術振興会特別研究員、岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所非常勤研究員、さきがけ21「素過程と連携」研究領域専任研究員、岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所助手を経て現在(財)東京都医学研究機構・東京都臨床医学総合研究所室長。

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

ART

ART in BIOHISTORY 絵巻-時間をみる

ART in BIOHISTORY 絵巻-時間をみる

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

SCIENTIST LIBRARY

21世紀のフィールド科学を

赤澤威

1938年
大阪生まれ
1963年
慶應義塾大学 文学部西洋史学科卒業
1968年
東京大学大学院 理学系研究科 人類学専門課程 博士課程退学
1968年
東京大学 総合研究資料館 助手
1976年
国立科学博物館 人類研究部研究官
1979年
東京大学 総合研究資料館 助教授
1993年
東京大学 総合研究博物館 教授
1997年
国際日本文化研究センター 教授
2004年
高知工科大学教授

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

SCIENTIST LIBRARY

21世紀のフィールド科学を

赤澤 威

1938年
大阪生まれ
1963年
慶應義塾大学 文学部西洋史学科卒業
1968年
東京大学大学院 理学系研究科 人類学専門課程 博士課程退学
1968年
東京大学 総合研究資料館 助手
1976年
国立科学博物館 人類研究部研究官
1979年
東京大学 総合研究資料館 助教授
1993年
東京大学 総合研究博物館 教授
1997年
国際日本文化研究センター 教授
2004年
高知工科大学教授

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季刊「生命誌」45号観る

眼で見るだけでなく、見えてきたものの意味を考える「観る」が今年のテーマです。トークは写真家の眼を通して、観るとは何かを考えていらっしゃる港さん。一瞬を凝縮した写真から、撮影の瞬間には見えなかったものが見えてくるというお話は興味深いものでした。描くには時間が必要で、眼と脳と手が回路をつくって美しさという判断を入れていくことは、科学の世界でも認識されています。写真も再認という形での時間を含むという指摘は、観ると知るの関係を考える時の視点を与えてくれました。

リサーチは、まず脊椎動物が水中から陸上へという環境の大変化に、エラから副甲状腺への作り替えによるカルシウム調節という方法で対応した話。“あり合わせを上手に使う”という生きものの得意技です。BRHニュースに紹介したように私たちも生物、特に昆虫の上陸に注目した研究を始めています。もう一つは、分解を巧みに組み込んだ代謝を、分子に標識をつけることによって眼でみられるようにした研究です。肉眼や顕微鏡で見てきたことを、分子の動きに結びつけて考えられる時代になったことを実感します。

サイエンティストライブラリーの赤澤先生は化石を考古学の対象だけにせず、工学、解剖学、情報学などを駆使して、人骨を歩かせるなど生活感覚を生かした新しいフィールド科学を作っています。

「観る」の一例として、細胞内での分子たちのはたらきをCGで表現しました。細胞はたくさんの分子のつまった複雑な場であると同時に、一つの分子にとってはとても大きな空間だとわかりました。この二つの認識で細胞を見る新しい試みを続けます。BRHのシンボルである生命誌絵巻も、観るという視点から再検討しました。

中村桂子

TALK

[解剖学の歴史] 語りきれない人体とゲノム

坂井建雄 × 中村桂子

1953年大阪府生まれ。東京大学医学部医学科卒、同大学医学部助手、ハイデルベルグ大学研究員、東京大学医学部助教授を経て、現在順天堂大学医学部解剖学教授。篤志解剖全国連合会事務局長。95年に日本解剖学会を代表して特別展「人体の世界」で展示実行委員長を務める。主著に『からだの自然誌』(東京大学出版会)、『人体のしくみ』(日本実業出版社)ほか多数。

RESEARCH

大量絶滅 生物進化の加速装置

磯崎行雄

1955年生まれ。大阪市立大学出身。山口大学、東京工業大学をへて現職。専門は地球科学(大地の生い立ちを探るテクトニクス・大量絶滅事件などの生命史についての野外地質調査が主体)

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RESEARCH

共生のしくみ-植物と土壌微生物の遺伝子ネットワーク

林誠

1966年生まれ。1996年東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。博士(理学)。理化学研究所基礎科学特別研究員を経て現在大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻助手。

RESEARCH

ART in BIOHISTORY【日本文化の中の生きもの】 観察と表現

ART in BIOHISTORY【日本文化の中の生きもの】 観察と表現

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SCIENTIST LIBRARY

酵素に恋して

Arthur Kornberg

1918年
米国ニューヨーク州ブルックリン生まれ
1937年
ニューヨーク市立大学卒業
1941年
ロッチェスター大学医学部で医学博士号取得。
ニューヨーク州ストロング記念病院でインターン勤務。
1942年
米国公衆衛生局入局。
沿岸警備隊(米国海軍)の船医として数ヶ月勤務した
後、国立衛生研究所(NIH)栄養学部門に異動。
1947年
同酵素部門部長
1953年
ワシントン大学医学部微生物学科教授
1959年
スタンフォード大学医学部生化学科教授
1988年
スタンフォード大学医学部
生化学科 名誉教授
現在も現役で研究を続ける

TALK

[語る叙事詩] 「生きもの」と「ヒト」と「人間」

川田順造 × 中村桂子

1934年東京生まれ。文化人類学。東京大学教養学部卒、パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、現在神奈川大学大学院教授。主著に『曠野から-アフリカで考える』(筑摩書房)、『無文字社会の歴史』(岩波書店)、『聲』(筑摩書房)、『口頭伝承論』(河出書房新社)ほか多数。

RESEARCH

まわる分子との対話-ATP合成酵素のしくみを探る

野地博行

1997年東京工業大学総合理工学研究科博士課程修了、理学博士。科学技術振興事業団博士研究員、さきがけ研究21「組織化と機能」研究員を経て現在東京大学生産技術研究所助教授。

キーワード

RESEARCH

新しい形は「土台」から-解剖学で見直す多様化のしくみ

丹羽尚

独立行政法人理化学研究所 発生再生科学総合研究センター 形態形成シグナル研究グループ 研究員
1998年徳島大学工学研究科博士課程修了。国立遺伝学研究所 研究員、理化学研究所 基礎特別研究員を経て、2004年より現職。

キーワード

SCIENTIST LIBRARY

縁から中心を捉える科学?好熱菌を通じて

大島泰郎

1935年
東京生まれ
1958年
東京大学理学部化学科卒業
1963年
東京大学大学院生物化学
専攻博士課程修了(理学博士)
1964年
東京大学理学部助手
1965年
NASAエームス研究センター博士研究員
1967年
アインシュタイン医科大学博士研究員
1968年
東京大学農学部助手
1972年
(株)三菱化成生命科学研究所主任研究員
1983年
東京工業大学理学部教授
1995年
東京薬科大学生命科学部教授

TALK

[語る舞台] 世界観を築く

遠藤啄郎 × 中村桂子

東京芸大油絵科卒。演劇、人形劇、舞踊、音楽劇などの脚本・演出家。舞台用創作仮面のデザイン、製作。現代の「語り」芝居をライフワークとしている。海外公演も多く、ヨーロッパ、北米、アジア、東欧など三十都市におよぶ。代表作には仮面劇「小栗判官・照手姫」、仮面劇マハーバーラタ「若きアビマニュの死」など。紀伊国屋演劇賞、日本文化デザイン賞、横浜文化賞、他。劇団横浜ボートシアター代表。

RESEARCH

メダカ-日本が育てたモデル動物

武田洋幸

1958年生まれ。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程退学。理学博士。東京大学理学部助手、理化学研究所研究員、名古屋大学理学部助教授、国立遺伝学研究所教授を経て現在東京大学大学院理学系研究科教授。

キーワード

RESEARCH

なぜ今、クモなのか?胚発生が描く進化の道すじ

秋山-小田康子 小田広樹

秋山-小田康子
科学技術振興機構 さきがけ研究21 研究員
1998年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、2001年より現職。同年よりJT生命誌研究館、小田ラボにて研究。

小田広樹
JT生命誌研究館 研究員
1996年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。科学技術振興事業団月田細胞軸プロジェクトグループリーダーなどを経て、2001年より現職。

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季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

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レクチャー

8/31(土)14:00〜15:30

ベジタリアンなハエの作り方 -ワサビ受容体の進化に着目して-