その他
2024.05.18
ブレインストーミングです
かも
先日来温暖化についてほんの思いつきです。サハラ砂漠に塩田をと書きましたが、此って考えてみると面白いかも知れません。
地球の大半は海です。其の僅かな陸地の砂漠に、海水をまいて海を広げても、地球の構造には大きな影響はないでしょう。
だったら、サハラ砂漠に海水をまいて、水分を蒸発させて純水を大気に供給すれば、それが雨になって周辺の砂漠に降ってきます。
雨水ですから、塩分はありません。
それが砂漠を潤して緑を育てれば、砂漠の緑地化が出来ます。
海水の塩分濃度は3.5%くらいだと言われていますから。塩分の30倍近い真水が供給されます。
地上に堆積した塩分は、濃度の高いところをすくい取って海に戻せば良いのです。
当面、エネルギーは、海水を陸地に供給するポンプの電気代だけです。太陽光発電で賄っても良いでしょう。
地球上の陸地で、至る処に塩の堆積が見られます。元々砂漠で不毛の地であるなら、そこに海水をまいても被害は小さしといえます。
そこから蒸発した水蒸気が周辺地域への雨水の供給源になればそこに緑地が生まれます。
どんなもんでしょう。
2024.06.04
1. かも
些か乱暴なコメントでしたが、掲載して頂き有り難う御座いました。
それに続いてと言うのも些か気が引けるのでもありますが、温暖化について、もう少し思うところを書かせてください。
以前にご紹介した,昭和43年の地球温暖化シナリオは、真鍋博士の炭酸ガスによる温暖化というシナリオを確か当時東大助手であった松井先生が監修して作った番組でした。
其の最終形は其の表題でもあるように,第五氷河期というものでした。当時の発想からすれば50年後の地球の温暖化を予測するものであり,それから50数年を経過した今当に[私たちは其の温暖化を体験し検証していることになります。
2010年、20年と酷暑の夏を過ごして、やがて地球が寒冷化へ向かう、其の理由が,海水温の上昇によって,大気中の水蒸気が増えて,冬の降雪量が徐々に増加してやがて,鳥明石が付かないほどに,海域からの水分の蒸散量が増えて、雲が増えて更に,其の雲の下でおきる寒冷化で水蒸気が蒸散するというシナリオでした。
今我割れば目にしているのは,其の海水温の上昇が既に始まっているという現実です。
ここへ来て、此の初夏は,大陸からのく気圧が張り出し、比較的須津強い日が続いています。
一方で,低緯度帯ではエルニーニョが起きて其れがラニーニャへの変化し,明らかに海水温の上昇が始まっていることも現に目撃しています。
海水温の上昇によって,低緯度帯での水蒸気の蒸散が増えるとともに、高緯度帯に流れ込んだ暖かい海流で、高緯度帯でも低気圧が活発になり,水蒸気の蒸散を促します。
其の,夫々の低気圧によって抗争に吹き上げられた大気が,中緯度帯に降下して高気圧を育てます。高気圧帯では,乾燥した空気が何処までも澄み渡った青空を作り,海域に強力な日射をもたらし海水温を上昇させます。
秋水温の上昇がもたらす大気の循環の増加が,取り返しもない海水温の上昇をもたらす悪循環が始まってしまいます。
2024.06.04
2. かも
続きです。
其れが今既に起きていることではないかと考えます。
つまり,最早脱炭素をしても、温暖化に伴う気象現象を止めることが出来なくなってしまっていると考えるのです。
一方で,炭酸ガス温暖化説に戻って考えても、地球上の炭素循環を考える上で,自然界での炭素循環を考えると、自然放射の炭酸ガスが50Gトンあり、気温が1度上がると自然界の炭酸ガスの自然増加量が1割増えると言われています。
つまり5Gトンの炭酸ガスが増えることになるのですが、此の5Gトンと言うのは人為発生量に相当するとのことです。
海域では既に,南太平洋での珊瑚礁でも温暖化が原因と考えられる白化が起きているようです。
海水温の上昇で,海域の栄養分の消費速度が上がって明らかな貧栄養化が起きます。
其れも既に起きていると言えるのではないでしょうか。
今必要なことは,最早脱炭素ではなくて、陸地の緑を増やして,其の生産する栄養塩を海域に流して海を肥やし.海の砂漠化を防いで.植物プランクトンを増やし,大気中のカーボン消費を増やして.炭酸ガスを減らしより多くの酸素の供給して大気からの放射熱量を増やすしかないのではないでしょうか。
2024.06.04
3. 中村桂子(名誉館長)
かも様
異常気象に悩まされながらこのままではどうなってしまうだろうと考えます。いろいろな事実、研究結果などをもとに考えていくことは大事ですが、とても複雑な現象ですので、これという一つの答えを出すのは難しいのが現状ですね。答えを探す努力は大事ですが、生命誌としては、生きものであるというあたりまえのところから生き方を考えるしかないと思っています。生きものとしての日常を考えたら高層ビルを住まいにすることにはならないでしょうし、食べ物は原則自分の国で作ることになるでしょうし・・・そんなことをみんなで考えるのが答えに近づく道かなと思っています。
中村桂子
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