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2024.01.08

身近なところから「循環」「共生」を考える

参照記事「研究館より」

しげちゃん

「『チョウの食草園』を通じた『循環』『共生』」の庭」の取り組みすばらしいですね。

 生きものの食物連鎖によって成り立つ生態系の一員として、私たちの毎日の暮らしがある。いきなりそんなに大きなことを受け止めるのは難しいかもしれないけれど、身の回りの自然、自分を含む自然という“循環“を俯瞰し、実感する体験を小学生たちが学校の日々の暮らしの中で得ることができれば本当に得難い体験として思い出に残ることでしょう。

 日々の生活の中に、きらりと光る感性を持った子どもたちが地域の中から育っていくことを大いに期待します。

2024.01.08

1. 村田英克(表現を通して生きものを考えるセクター)

しげちゃん様
コメントありがとうございます。こちらが、こどもたちから元気をもらいながらやっております。生命誌の基本は、生命科学ですけれども、生きものについてわかった知見を、ほんとうに生きた知恵とするのは、「生活者」としての自覚と日々の実践かと思います。いくつか、過去の季刊生命誌の記事を想起しながら日記を書かせていただきました。文中にそのリンクも含めています。あわせてご参照いただき、お考えをふくらませていただけると嬉しいです。

2024.01.10

2. しげちゃん

コメントありがとうございます。
リンクから季刊「生命誌」115号掲載の創立30周年記念シンポジウムでの山極壽一先生の言葉を再読しました。
「人間の集団一言葉が介在しなくても、身体と声の共鳴だけでも成り立つ。そして、現代人の脳に匹敵する150人規模の集団はと言えば、これは社会関係資本、ソーシャルキャピタルだと思います。トラブルに陥って誰かと相談したい時、疑わず相談できる相手の最大数が150人。これも原則として、言葉はなくても過去に喜怒哀楽を共にした、身体を共鳴させてつき合った仲間の数」という指摘を再発見。
 社会関係資本としてのコミュニティが成立する「顔の見える関係」の重要性を再認識しました。なかなか、奥が深いです。
ありがとうございました!

2024.01.11

3. 村田英克(表現を通して生きものを考えるセクター)

山極先生のお話で、改めて目から鱗と思ったのは、毎日、三度三度ご飯を食べる。しかも、家族や仲間の元へ食糧を持ち帰ってみんなで一緒に食べる。このことが、実は、私たちヒトという生きものの特徴だという指摘。これも大事ですね。

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