生命誌について
2023.12.27
気付きのタイミング
山田@モモ
「生きものとしての○○」です。まず教育です。子どもたちを生きものとして見ていこう。
こどもたちに自分が生きものであると気付かせよう。」
一番大事な言葉だと思います。
私も、我々人間も生き物である事が身に染みてわかるまで
時間がかかりました。
若い頃は、「人が生きる目的は」とか
様々な疑問を投げかけて来ましたが
コロナになって長い後遺症に悩まされている間、
ひたすら籐椅子に横になって窓から空を眺めていました。
そしてある日、机を這う蟻を見ながら気がつきました。
潰そうとしている蟻と自分の命とどう違うんだと。
今、日の出、夕焼けを見に土手散歩ができる日々を迎えると
土手の生き物や植物が生き生きと実感できました。
そして見上げる空の雲の素晴らしさに、見惚れる日々です。
冒頭の中村先生の言葉、
世界中の人に聞いてもらいたいです。
さもないと何時迄も人同士で殺し合う世が続いてしまいます。
2023.12.27
1. 中村桂子(名誉館長)
モモ様
コロナの後遺症でお辛い日を過ごされたとのこと大変でいらっしゃいましたね。生きものの世界は複雑で分からないことだらけ。この後遺症も分からないことがいろいろ起きていますね。お散歩ができるようになってよかったです。同じ場所でも、季節によって、日によって、時間によって違うのが自然ですから大いに楽しんでくださいませ。
「生きものとしての」シリーズは、いろいろな方たちと少しづつ進めています。地域で活動している方たちが反応して下さって一緒に考え始めると、教えられる
ことがたくさんあって楽しいです。小さなことを少しづつ。アリさんをつぶさないようにしながら進めていきますので、応援してください。
お寒いです。お大切に。
中村桂子