1. 齊藤わか（表現を通して生きものを考えるセクター）

書き込みいただき誠にありがとうございます。当館の近藤寿人顧問より下記のお返事をお伝えします。

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　長期間、イモリを健康に飼育しておられることに敬意を申し上げます。
　故 江口吾朗先生が2011年に、『30年間飼育したイモリに18回水晶体摘出手術を行なったが、毎回水晶体を再生した』という報告をしておられます。年月を経ても、水晶体の再生は可能と言うことです。
　飼育されているイモリの水晶体の白濁が、もし加齢による白内障であるとすれば、水晶体を壊すような傷がついたわけではないので、再生のスイッチは入らないのではないかと想像します。（私たちには経験がないので、断定はできませんが）。
　自然界の動物の感覚は、私たち（ヒト）よりも優れていることが多く、片方の眼で物の形を見ることができなくても、私たちが感ずるほどの負担ではないかもしれません。例えばイモリの嗅覚は優れていて、嗅覚の研究にも多用されているようです。餌にはまず嗅覚で反応するのでしょう。
　お答えにはなっていませんが、どうか、変わらぬ愛情でお育てください。
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以上です。どうぞよろしくお願いいたします。