その他
2022.11.04
生命誌絵巻
アマミナナフシ
小学6年生の生徒たちと小学3年生の生徒たちにカラーの生きものがよくわかる大きめの生命誌絵巻を見せて
「この中から好きな生きものを5つ書きましょう。」
と言ったら…
生きものの絵を見て、
「わあっ!」
と、歓声があがりました‼
子どもたちは、ゾウとかゴリラを選ぶかと思いきや…。
クラゲが中でも人気(綺麗だから)トカゲ、ヒトデ、タコ、エビ…。プランクトン(3年生)
ウサギ、リス…。大きい生きものはなんとクジラのみ。小さな生きものが圧倒的に人気がありました。
「絵にのっていない生きものの名前を書きたい!」
というからOKしたら、
チンアナゴと書いてました!
もちろんハルキゲニアはすぐに見つけましたがリストにはあがりませんでした。
To be continued.
2022.11.04
1. 中村桂子(名誉館長)
アマミナナフシさま
楽しい使い方をして下さってありがとうございます。小さいものに人気があるのは嬉しいです。生命誌の基本は「小さな生きものたちの語る物語に耳をかたむけよう」ですから。
私の楽しい思い出の一つは、皇居で当時の紀宮様(黒田清子さん)に絵巻をお見せしたとき、間髪をいれず「あら、カワセミ」ととても愛らしい様子でおっしゃったことです。鳥がお好きで、その後山階鳥類研究所でお仕事をなさったこともおありです。カワセミが大好きとおっしゃって絵巻を楽しそうにみて下さいました。何か好きなものを見つけるのは興味をより深めるのですね。
とても素晴らしいことをしていただいて感謝です。
中村桂子