その他
2022.06.08
古代生物ハルキゲニアは7本脚か?
アマミナナフシ
渡邊さんおすすめのグールド『ワンダフル・ライフ』を読みました。5つ目のオパビニアが奇妙奇天烈なかたちで面白いからA4サイズのスケッチブックに色鉛筆で大きくスケッチする事にしました。本当は生命誌研究館のホームページのオパビニアを描きたかったのですが、画面が動くからスケッチ出来ません。2番目に可愛いと思った『ワンダフル・ライフ』の表紙のオパビニアを描きました。つぶらな5つの瞳の赤いオパビニアが完成しました。
次に描くのは脚が7本というハルキゲニア!マリアン・コリンズによる復元画をスケッチするも どんな色だかわかりません。で、スマホで調べたら、あるわあるわ、ハルキゲニアのアニメやポケモン、イラスト、縫いぐるみ!!!
古代生物がこんなに流行っているのか!新発見です。
もう一つ驚いたのは、『最初に描かれた復元図では、上下が逆さまだったことが知られているが、最近の研究で、実は前後も逆だった!』
更に驚いたことは、ポケモンのハルキゲニアの姿が大きく描き変えられている事!
・1977年フォルム→マリアン・コリンズの復元画そのまま
・1992年フォルム→上下逆に。こぶは頭に。
・2015年フォルム→前後も逆。尻尾にこぶ!
「恐れ入り谷の鬼子母神!」
2022.06.08
1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)
表現スタッフ日記をご覧いただきありがとうございます。
カンブリア期の生きものは今の生きものと少し違う味わいをもっていて魅力的ですね。ハルキゲニアの絵は残念ながら「生命誌の階段」にはありませんが、専門家も悩ませる体の形が多くの人を惹きつけるのかもしれません。古生物に関係のない作品への登場率も格段に高い気がします。
画面が切り替わらない「生命誌の階段」のオパビニアの画像は、こちらの「生命誌の階段」特設サイトでご覧いただけます。