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2022.02.06

雪の結晶って生きものみたい!?

アマミナナフシ

節分も終わり立春もすぎたのに寒いですね。空を見上げると雪がちらちら降っています。セーターの上に降ってきた雪の結晶を見るのは幼い時から好きでした。

「空から降る雪や氷の粒は全部で121種類。雪の結晶はみんな最初は小さな六角柱で、この結晶が成長する雲のなかの気温によって縦と横のどちらに成長するか、水蒸気の量によってどのくらい大きくなるかが変わる」(『天気の図鑑』荒木健太郎著より)

10日前は樹枝六花(典型的な雪の結晶)が降ってきました。→雪雲の温度がマイナス15度、水蒸気の量が多い時にその形になります。
7日前は角板の形と針の形が混じってくっついて大きめのふんわりとしたものでした。→雪雲の温度がマイナス5度、水蒸気の量が中くらいの時にその形になります。
昨日は丸い霰(雲粒付結晶群)

それぞれの雪の結晶が出来る時の雲の温度で結晶の形が決まってくるのね。なるほど。
「メダカの卵は水温26度の時に成長し稚魚になる」(小学校5年の教科書『新しい理科』編集委員代表、毛利衛先生より)
温度によって成長するかが決まるから、雪の結晶も生きもののようです。

2022.02.12

1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)

生化学はとても複雑で苦手なのですが、化学反応の積み重ねであるという点では、生きものと雪には共通点があるかもしれませんね。雪の結晶は形も法則性が感じられて美しいですね。メダカは、結晶よりももっとたくさんの化学反応を経て成長するかどうかが決まっていそうですが、どうやって、きっちり温度を感じているのでしょう。お天気も生きものも違った不思議さをもっています。

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