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2021.11.19

日本の地球環境改善構想?

参照記事「研究館より」

相模のラクダ

中村桂子名誉館長様:『お久ぶりです。お元気ですか?』
先生のおっしゃる通りと感じます。日本の環境政策は、「資源のない、OECD先進国として」、アクセルを踏みながら、ブレーキをかけざるをえない状況です。両方の:パーフォーマンスを上げて、経済発展&環境改善の両立を図っています。中村先生が指摘されている様に、「バヌアツ等」の 南方の小さな島国は、海面上昇により、国が埋没して政府がなくなると世界各国(COPの厳しい条項に異論を唱えている大国)に訴えています。即、「0」エミッションにする必要があるからです。少し、話が飛びますが、故小松左京氏原作「日本沈没」:今TVで 関連ドラマが放映されていますが・・。本当は左京先生は、「日本沈没」の続きを 執筆希望されていて、本当に書きたかったのは、日本が沈没した後、国土を失った日本人はどうするのか?(昔のイスラエルと似た環境に置かされるかも?)大げさかもしれませんが、地震大国の日本としては、全国が一瞬で、海面上昇で沈没はしないかもしれませんが、一地方が沈んでしまう事象は起こりえるかもしれませんね ! 特に、若い人に訴求したいのは、2030~40年を境にして、人間が生きて行く上での各種の環境を起因する重要項目の問題が具体化してくることです。まずは、生命誌を延長するために。日本、及び、大国の政策ベクトルを変更することが先行必須と感じます。また、この前の「植物写真投稿」のご褒美の「紙工作」ありがとうございました。しっくはっくして、少しでも美しく仕上げ ました。では・・皆様、お体、ご自愛を・・。

2021.11.19

1. 中村桂子(名誉館長)

相模のラクダ様
 本当にお久しぶりです。その間、新型コロナで大変でしたが、不幸中の幸い、これまでより自由な立場になりましたので、あまり困ることなく仕事も生活も楽しめました。有難いことです。
 気候変動の問題は生命誌のテーマそのものですので、あれこれ考えます。そして、結局はいつも「人間は生きもの」という当たり前のところに戻ります。そこから考えると面白い未来が見えてきますのに、なぜ社会を動かしたい方たちはこちらを向かないのかしらと不思議です。明日は「村」を訪れ、生きがいのある幸せな暮らしを考える日にしようと楽しみです。
 また、日ごろお考えのことお聞かせください。

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