生命誌について
2021.06.21
コロナ禍だから改めて考えた
モモのおばさん
今日は。 随分昔から季刊・生命誌を送って頂いている後期高齢者です。 コロナ禍になってネットで情報を集める事が多くなり、先日(6月17日)中村桂子先生の日本記者クラブでのお話を拝聴し又ムクムクと色々なことを知りたくなってきました。 100号記念で頂いた「宇宙」「地球」「生命」「人間」を手元に置きながら、生き物に関する情報を読んでいます。 でも不思議なのは生き物には様々な種がいるのに、なぜ人間だけが1種類しか存在しないのか。 宇宙というか自然の摂理に反しているのでしょうか。 人類は地球を使い捨て、太陽系ににも沢山のゴミを撒き散らし、一体何処に向かおうとしているのでしょうか。38億年前からの私という事実を噛みしめている昨今です。 最後になりましたが中村先生には多くのことを学ばせて頂いております。 有難うございます。
2021.06.21
1. 中村桂子(名誉館長)
YOUTUBEをご覧いただいたとのことありがとうございます。お友達からも感想が寄せられ、私は見る習慣がないものですからどうやって見つけるのかしらと思っていたところです。
コロナ・パンデミック、異常気象などの問題に向き合い、これからどうしたらよいのかという問いを多くの人が持っていると思います。私が答えを持っているなどと偉そうなことは言いませんが、「人間は生きもの」ということがますます大事になっているとは思います。覚えていて下さる100号のメッセージを、もっともっと考えようと思うのです。ヒトだけは一種ということも、たまたまかも知れませんが、あれこれ意味を考えると楽しいですし、自分の生き方につながると思うのです。とにかく日常的な問いを一人一人がじっくり考える時ですね。生命誌は、「世界観を考える知」です。科学を超えないと今の時代に意味のあることはできませんから。また書き込んで下さい。一緒に考える方がいて下さるのは嬉しいことですから。
2021.06.21
2. モモのおばさん
早速のご返信有難うございます。 土手から眺める日の出の美しさにこの10年、感動しております。 先生の言われるように自然は素晴らしいです。