生命誌について
2021.03.22
生命誌
K.N.
この度JAUWの講演会の資料を大変興味深く読みました。これは中村桂子氏の講話{人間生き物という原点~)でした。ついでにネットでいろいろ調べ歴代館長の挨拶を読み、中でも永田和宏館長の話は分かりやすく、興味深く読みました。私も専攻は植物生理学でしたのですが、1954年に卒業して修士に行きましたが。残念ながら研究は継続できませんでした。近くの看護学校で生化学を65歳まで教えていました。
大学学部に在学中には染色体の遺伝子構造がまだ発表される前でしたので、母校の院生用の特別講義を聴講し、いろいろと情報を拾い看護学生に伝えました。中村様のお話の中かららは生命科学誌の「誌」の命名の謂れが分かりませんでしたが、今回ホームページを詳しく読みましたら、中村氏永田氏の対談の中で触れられていて、よくわかりました。
高槻までは行けそうにありませんが、これからもホームページでいろいろと学びたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。もう少し早く分かっていたら、2019年2月には大阪まで行ったので、残念に思っています。
2021.03.22
1. 村田英克(表現を通して生きものを考えるセクター)
季刊「生命誌」で、生命誌の「誌」という言葉についての印象深い言及が、ギリシア哲学の故藤澤令夫先生と桂子先生との語り合いにあります。
「生命誌再発見 -ギリシアから言葉の源流を求めて」こちらも是非、ご覧ください。さらに生命誌の「誌」は、「博物誌」とか「民族誌」と言う時の「誌」にもつながっていて、これは「小さな一つ一つの生きものに眼を向けながら、大きな生きものの物語を描きたい」という願いも込められていると思っています。これからもよろしくお願いします。オンラインでもお楽しみください。