研究
2021.02.08
世界が狭くなっている
金山
お久しぶりです。
zoom でジャーナルクラブができるのはすごく楽しそうだなと、こちらで見せていただき思わず書き込んでしまいました。私の時代にはなかったものが使われているのが凄くわくわくしますね。ある意味制限を受けたことで現れて、新しい形を見出してゆくのは、発生に似たものを感じつつ。
2021.02.08
1. 秋山-小田康子(細胞・発生・進化研究室)
金山さん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
いろいろな制約の中にあっても(制約があるからこそ?)新たな取り組みがあちこちで始まっておりあー、こうやって社会は変化するのだな、と感じます。そしてご指摘のように、生き物の発生の仕組みの変化や進化にも通じるものがありそうですね。進化の場合、何がきっかけだったのかを証明するのは難しいですが何かの拍子に起こった分子の誕生や変化が、生き物の体の仕組みに大きな変化をもたらした、ということを示せたら面白いかなと思ったりします。ビコイドやカドヘリンのことを想像してのことです。
前向きに、でも注意深く、過ごしていきましょう。
2021.02.26
2. 250番山の神
久しぶりに入室しました。
最初に書き込んだのは何年前だったでしょうか、中村館長が就任されたころだったでしょうか? SNSではミクシィが全盛時代でしたねぇ....。
森林林業に係わる一人として書き込んだ気がします。
メルマガはいつも楽しく読んでます。新しい館長さんがNatureが科学への挑戦に対しての論説を書かれていたので共感してコメントしてみました。
地球上に居る一部の生物である筈のヒトがさも我れ唯一の如くに地球を掻き回す事への反省をして来た68年生です。 論理的で科学的で在れと心の波動は打ち続けて来た自分の時間の中で、昨年暮れに生まれた4人目の孫姫の成長を観ながら、明らかに成長する速度が速く感じてますと共にこの現象をヒトが進化しているかも知れないと思うようになりました。
コロナ感染症は色んな分野で人間社会への思考への感染?も広めつつあるように受け止めてます中での新館長の想いを読みながら数年ぶりに書き込みました。生き物の一部として分をわきまえた生き方を問い掛ける事で八百万の神々と暮らして来た日本人の奥底に漂っている自然へのいざないを大切にしたいと再認識したひと時です。 今後とも生命誌研究館が自然と生物との関係性を分かり易く庶民に語り掛けてくれる存在であってほしいと願うFANのひとりです。
2021.02.26
3. 永田和宏(館長)
ご投稿ありがとうございました。お読みいただきうれしいことです。おっしゃるように「地球上に居る一部の生物である筈のヒトがさも我れ唯一の如くに地球を掻き回す事への反省」、そして「生き物の一部として分をわきまえた生き方を問い掛ける事で八百万の神々と暮らして来た日本人の奥底に漂っている自然へのいざないを大切に」は、どちらもとても大切なことと、私も共感いたします。
もともと自然界の中で、動物を始めとする生物とウイルスは、微妙なバランスを保ってかろうじて共存をはかってきた存在です。そこに無遠慮に手を突っ込んだことから今回のパンデミックも始まったということができます。日本には、自然を神とみなして畏敬するという態度が培われてきたと言えますが、そんな態度が改めて思われたコロナ禍でした。
このような感染症は今後も絶えることはなく、さらに増えていく可能性さえありますが、自然といかに共存をはかっていくかを大切にしたいものだと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。