研究
2020.09.11
想像したことすらありませんでした
のびこ
イチジクと共生関係にあるイチジクコバチの存在を初めて知りました。
果実がなるのは、虫の存在と思いながらも、特定の虫ではなく、近くに飛び交っている蝶や蜂などがたくさんいれば受粉するぐらいのイメージでした。
飛び交うというよりも、イチジクコバチは共生関係の時間がほとんどなんて、想像したことすらありませんでした。
※8月の生命誌の催し「研究者の目で生きものを見てみよう 」にお寄せいただいたご質問、ご感想です。
2020.09.11
1. 佐々木綾子 (系統進化研究室)
イチジク属植物とイチジクコバチのような相利共生関係(お互いに子孫を残すという共通の利益を持つ関係)はあまり馴染みがないですよね。
初めて知った時は、その不思議さにとてもおどろきました。
この興味深い関係については、まだまだ分かっていないことがたくさんあります。それを一つ一つ解明していこうと努力してるところです。
明らかになったことは、HPや研究員レクチャーなどで紹介していくので、また見に来てくださると嬉しいです。