季刊誌
2020.08.28
生命誌とのお付き合いは20年以上
RM
いつもカードをお送りいただきありがとうございます。生命誌とのお付き合いは20年以上にな ります。バックナンバーでいただいた通巻2号が最も古い生命誌です。特に愛読しているのが Scientist Libraryで、ご指導いただいた恩師の先生方も何人か登壇されていて当時の事が懐かし く思い出されます。また直接お会いしたことのない先生方のお話もとても参考になりました。最も印象深かったのは32号の岡崎恒子先生のインタビュー記事で、その中の言葉「ばかげているほど困難な仕事というものがあるものです。しかし、私たちはいつでももうあと一歩だと考えていました。」は強く心に残っています。岡崎フラグメント発見時の苦労が偲ばれると同時に、自分も励まされているように感じました。授業でDNA複製の講義をする時にはこの記事を資料として紹介していますが、多くの学生達が感動してくれます。 最後になりましたが、中村桂子先 生、館長としてのお勤めご苦労様でした。名誉館長としてお残りになるとのこと、優秀なスタッフの皆様と共に、今後もすばらしい生命誌を紡いでいかれんことをお祈り申し上げます。
※季刊「生命誌」「あなたの声をお寄せください!」コーナーにいただいたお便りです。
2020.08.28
1. 中村桂子(名誉館長)
生命誌を授業で活用して下さるのはとてもありがたいことです。SLは、私もなつかしい方ばかりで、時々読み返します。コロナウイルスのことも含めて、生命誌に新しい息を入れていきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。