季刊誌
2020.08.28
「人間って、どんな存在なのか」
えっちゃん
「人間って、どんな存在なのか」を知り、自分らしく生きていってほしい。 だいじな人たちとの別れのとき、老齢期のわたしが、贈る言葉を考えていますと、そのような想が心の内からうかんできました。 それは個体として限りある時間を、自分らしい選択をして歩んでいってほしいという願いからでした。 「生命誌」は、もやもやとしている自分にとって 何より新しい知の砦です。一般人に開かれた生命科学の知を、いつも、ありがたく享受してきま した。今回の「生命誌の新しい展開を求めて」も、わくわくと読ませて頂きました。 また肺魚 のアボガド君たちに会いに、生命誌館に行きたいなと思いました。マスクを毎日していると呼吸 がしんどいのよとお話しをしに。 中村先生、どうぞ、元気でいて下さい。
※季刊「生命誌」「あなたの声をお寄せください!」コーナーにいただいたお便りです。
2020.08.28
1. 中村桂子(名誉館長)
生命誌の本質をつかんで下さっているのがとても嬉しいです。お仲間ありという感じで。生命誌も少しずつ進化しなければなりません。ゆっくりと生命誌について考え続けますので、これからもよろしくお願いいたします。
2020.08.28
2. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)
人間がどういう存在なのか知るには、人間だけではなく生きものや自然を広く見ていくのが大事なのと同じように、自分らしさは、自分以外のいろんな人と接する中で気づいていくものなのかもしれません。生命誌を「知の砦」としてつかっていただき、嬉しく思います。アボカド君は今日も元気ですので、いつでも会いにいらしてください。