生命誌について
2020.07.01
生命誌
わん
生命誌102号、新館長、名誉館長の対談「生命誌の新しい展開を求めて」、興味深く読ませて頂きました。その他、新館長の朝日新聞(時代の栞)「免疫の意味論」記事に書かれた≪科学の知、哲学につながる感動≫も同様ですが、生命誌の基本に流れる考えも哲学につながる感動の追求で、思想といえるものになっているのではないでしょうか、
悠久の生命の流れを振り返ることは、現在の我々の立ち位置、生き方を考える基本になるのでは。
2020.07.01
1. 中村桂子(名誉館長)
ご投稿ありがとうございます。
コロナウイルスのことも含めて、社会全体でこれからの生き方を考える時に、「生命誌」がこれまでの30年間考えてきたことが生かされるようにと願っています。あまり難しいことではなく、生きものであることを忘れないというに過ぎませんが、これまではそれがなかなか出来なかったので、今度こそと思うのです。