生命誌について
2020.03.05
子供の未来
mjm
娘が幼稚園の頃、生命誌の購読を申し込みました。現在小学1年生です。今はまだ工作を楽しんでいる段階ですが、成長していく中で人間が殊更特別の存在ではなく、他の生き物と同じ生命であることを感じ取ってくれたらと願っています。ただ、我々人類が地球環境を破壊していることが目に見える今日にあっても、残念ながら未だに子供の生活環境はプラスチックで溢れかえっています。子供の未来に責任ある親として、より良き未来を考えるきっかけとして今後も生命誌を活用していきたいと思います。そして娘の周りで少しでも関心がありそうな子には紹介をして、生命に興味を持つきっかけを少しでも拡げていければと考えています。
そこでもし可能であれば、小さい子にも理解しやすい様、ふりがなやコンテンツを考えて頂けるともっともっと可能性が拡がっていくように思います。
そして、生命理解の前提は宗教心であることもとても大事だと考えています。従来の科学として自然を扱う限り、バイオミミクリーも結局のところ「利用」という人間本意の考え方を抜け出る事は不可能と感じます。宗教心を前提とし、生命に畏敬を持ち、人間の役割を考える科学を追求して頂きたいと切に願います。
※季刊「生命誌」101号「あなたの声をお寄せください!」コーナーにいただいたお便りです。
2020.03.05
1. 中村桂子(館長)
お嬢さまの成長と共に生命誌の成長も見守って下さいますよう。