その他
2020.02.25
久しぶりの「生き物はつながりの中に」の出前授業
竹ちゃん
昨年の7月ごろ、中村館長さんの「生き物はつながりの中に」が、来年度の教科書からなくなることになったことを知り、出前授業をしようと考えました。4校8クラスで授業できる予定でしたが、2校4クラスになってしましました。連絡等の行き違いで2校は残念することとしました。
1月は、都会の子供たちとの授業でした。今まで都会の子供たちとこの授業をしたことがなかったので、新しい発見もありました。山の中の小学校で2月5、6日が予定になっていましたが、インフルエンザで26、27日に延期となりました。1月の授業で得た工夫を生かしたいと思います。それは、次のか所です。
…あなたも、赤ちゃんのときと今とでは、身長も体重も、考えることもずいぶん変わったでしょう。でも、チロはチロ、あなたはあなたというように、一生を通じてつながっていることも確かです。…
『でも』の意味から前の文と後の文の違いを考えさせ、研究者である筆者の中村さんの考え方について話し合います。「一生を通じてつながっている」ということの意味をもっと考えさせる必要性を子供たちの感想文を読んで思いました。今度は、どんな感想文になるか、来週が楽しみになってきました。
1月に実施した学校から、中村館長さんから返事が届きました、と担任の喜びの声が届きました。授業をさせていただいた私としては、子供たちと『生き物はつながりの中に』を深く結びつけられていたのであれば嬉しいです。中村館長さんの子供たちを思う気持ちに、私も頑張らなくてはという思いを強くしました。ありがとうございます。
2020.02.25
1. 中村桂子(館長)
授業をしていただきありがとうございます。東京の学校からのお手紙は初めてだったのですが、どこに暮らしているかに関わらず「かけがえのない命」として考えてくれていることがわかりました。お返事は出しました。