季刊誌
2020.02.04
友人と青春18切符で
ぴよちゃん
約20年前のまだ、大学院生だった時の夏、友人と青春18切符で旅行中、何気なく降りた高槻駅からの散策途中で見つけた、「生命誌研究館」。閉館間際に滑り込み展示内容に新鮮さを感じたことを今でもハッキリと覚えています。その時初めて生きているナナフシを見て、これ生き物?と友人と言った覚えもあります。
「生命誌」を送っていただくようになったのは、その時から。
仕事の忙しさに忙殺されて、読めないままになって、次号が届いて2冊続けて読んだりすることもありながらも、時間を見つけて読ませていただき、その時々のテーマについて自分なりにも考えてみるということをしています。紙工作も毎号楽しませていただいています。出来上がった紙工作を触りながら色々と考える時間は、楽しいものです。
日々起こる目の前の小さなことや煩わしいことに振り回されがちな自分ですが、「生命誌」を読み、色々と考えていると、「自分は大きなつながりの中にいる」ということにいつも改めて気付かされます。
様々な情報がハイスピードで行き交い、その中で生活する中で、「自分」とは何なのか、「生きる」とはどういうことなのかを考えさせてくれる「生命誌」は私にとっては、とっておきの休息の時間であり場所となっています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
※季刊「生命誌」101号「あなたの声をお寄せください!」コーナーにいただいたお便りです。
2020.02.04
1. 村田英克(表現を通して生きものを考えるセクター)
20年前の偶然の出会いに始まるエピソード、その頃は季刊「生命誌」も冊子でしたね。こつこつ発行を続けていますが、何年もの間、毎号を手にとり、どのように過ごしてこられたかという読者の方の物語を伺い、改めて時間の重さを感じます。お便りありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
2020.02.04
2. 中村桂子(館長)
なんと。青春18切符での出会いとはなんともロマンティックですね。私まで嬉しくなってしまいます。よい出会い…そうですよね。