その他
2019.11.04
死なないクラゲがいるらしいけれど何さいまで生きるのですか?
ルナ
「死なないクラゲがいるらしいけれど何さいまで生きるのですか? (たべられたらしにます)」
※福岡市科学館「サイエンスどんたく」(2019年11月2〜4日)で設置した「研究者に届く!BRHポスト」に投函いただいたご質問です。
2019.11.19
1. 中村桂子(館長)
「死なないクラゲ」、「若返りクラゲ」として有名になったのはベニクラゲです。クラゲはまずポリプという植物のような動かない形になり、その後でフワフワ泳ぐ姿になります。そして死ぬと溶けてしまうのです。
ベニクラゲは針をつきさすなどして傷をつけると、なぜか数日後にポリプになり、そこからまたクラゲになります。それをまた突くと…これを続けるといつまでも死にませんね。この研究をしているのは和歌山県にある「ベニクラゲ再生生物学体験研究所」の久保田信先生。ここに行くとベニクラゲが見られますよ。