展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【改めまして、よろしくお願いしますのご挨拶】
2014年12月15日
こんにちは、表現セクタースタッフの齊藤です。年の暮れ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。わたくし齊藤は12月1日から生命誌研究館の「館内案内スタッフ」から「表現セクタースタッフ」になりました。こちらの日記に登場するのももう何度目かになりますが、新人らしからぬ新人として、意気込み新たに頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
これからは館内案内だけではなく、展示づくりや出版物づくりなどの仕事にも携わっていくことになります。慣れ親しんだ場所なのに、慣れない仕事ばかりの「アウェイ」の感覚に包まれる毎日です。そんな中で館内案内の時間は、これまで通りの「ホーム」だなと感じてホッとします。ガイドとして多くの来館者と接して来た経験や、来館者の方からいただいた様々なご意見・ご感想は、私にとってなくてはならないものになっています。
慣れない仕事に追われながらも、チャレンジしてみたいことはたくさんあります。一番大きなものとして、生きもの展示をつくってみたいという想いがあります。これまでは、誰かがつくったものを説明するだけでしたが、ゼロからつくる側になったらどんな世界が待っているのだろうとワクワクしてしまいます。大学院では生態学を専攻しましたから、生きものを大きな視点から見るのは得意です。この視点を活かして、生命誌研究館をいろどる点の一つを何か残せたらいいなぁと考えています。
さて、JT生命誌研究館の年末の開館は12/27(土)まで、年始は1/6(火)からの開館です。少し気が早いですが、2015年もJT生命誌研究館をどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい。