展示や季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。
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【生命誌を通じた出会い】
![]() こんな経験から、まだ見ぬ研究との出会い・研究者の方との出会いはかけがえのない財産になるということを知って、70号でもリサーチを担当させてもらいました。68号の植物の研究とは違って、今回取り上げた生き物はまったくの専門外ですが、多細胞動物の進化を考える上ではずせない役者です。取材に行った先生のラボで実際に「生きている」姿を見せていただいてとても愛おしく思えるようになりました。先生も素敵な方で、研究や人生の話をいきいきと語ってくださって、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。この楽しさをどれだけ表現することができるかが、これからの頑張りに掛かっていると思うと身が引き締まります。苦しみながら楽しみながら、むずかしい編集を進めていきたいと思っています。公開はまだまだ先の話ですが、70号ではあっと驚く生きものの姿をご紹介しますので、どうぞご期待ください。 |
[ 斉藤わか ] |