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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【心機一転】

工藤光子
 今年度からSICPスタッフは私を除いて入れ替わることになりました。4月からは育児休暇でお休みしていた桑子さんが復帰、5月1日からは新しいスタッフ村田英克さんが加わります。北地さんと加藤さんは引き続き、BRHの活動を外から応援してくれることになっています。新旧取り混ぜての2003年度、ますます楽しく手抜きなしで物が作れそうで、ワクワクします。
 5月から加わる村田さんは、私よりもBRH歴が長く、初期のインタラクティブラボ制作に携わり、その後もエコシアター、DNAって何?Part2&3、あなたの中のDNA、オサムシ絵本と、特にここ1、2年は一緒に物を作ってきた方です。私は取材しては制作の方と打ち合わせを繰り返しているので、常に新しい出会いがあるのですが、永く続くのはなかなか難しいものです。そんな中で村田さんのお仕事ぶりには頭が下がることが多く、かつ一緒に働いていて楽しいので、ぜひBRHで一緒に仕事したい!!と切望していた私は今とても嬉しいのです。おかげで頭の中は企画だらけ、、。まず今年は考えて作るというサイクルの「考えて」の部分をどんどん外の人とやろうと思っています。今の科学の在り方に疑問や不幸せを感じている方とBRHで一緒に何か始められたらと、考え中です。
 BRHも今年で10周年。ボスである中村先生は私以上に、多くの人のBRHからの旅立ちを見届けてきたと思いますが、「過去を振り返らない」その姿勢には毎度のことながら偉いなぁと感動します。私は今のところ過去を振り返る暇がない(笑)&意地っぱりなので、ひたすら前進です。11月の終わりには東京で10周年のイベントを行います。関東方面の方はこの機会にぜひおこし下さい。



[工藤光子]

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