ラボ日記
2020.01.15
2020年スローガン
明けましておめでとうございます。ついに東京オリンピックが開催される2020年が始まりました。次の夏には世界を代表するオリンピック選手や応援団の方々が海外から日本へ来て、大きな盛り上がりを見せると思うと、スポーツには疎い私でもニュースのスポーツ情報が気になってきてしまいます。昨年もラグビーのワールドカップが日本で開催され、ラグビーの一大ブームが起き、日本代表のチームスローガンであった「ONE TEAM」が2019年の新語・流行語大賞の年間大賞に輝いていました。きっと東京オリンピックの中でも数々の名言が産まれるのでしょう。今からとても楽しみです。
ただスポーツ分野での言葉がテレビや流行語などで取り上げられて長く一世を風靡する一方で、科学分野の言葉はそこまで社会に大きく取り上げてもらえないなというのも個人的な感想です。例えば昨年はリチウムイオン電池の開発に貢献した吉野彰教授がノーベル化学賞を受賞し日本国内でも大きな話題になりましたが、まだまだもっと科学に対する興味を持ってもらえるような表現があったかもしれないなと思ったりもします。2012年に山中伸弥教授がiPS細胞の作製でノーベル生理学・医学賞を受賞した際には新語・流行語にも「iPS細胞」が入選しています。同じ幹細胞研究をしている身であり、生命誌研究館という研究と表現が一体となっている場にいる身である私も、より多くの人に興味を持ってもらえるような研究結果や表現を目指していきます。
4月から始まったプラナリアの研究はまだ進行中のものばかりなのでここに詳しく書けませんが、もう少しで皆さんに見せられる形で発表できるのではないかと思っています。次に私がラボ日記を書く時には、BRHでのプラナリア研究について書けるようにしなくては。今年の私のスローガン、まずは「ONE PAPER(一報の論文)」です。
ただスポーツ分野での言葉がテレビや流行語などで取り上げられて長く一世を風靡する一方で、科学分野の言葉はそこまで社会に大きく取り上げてもらえないなというのも個人的な感想です。例えば昨年はリチウムイオン電池の開発に貢献した吉野彰教授がノーベル化学賞を受賞し日本国内でも大きな話題になりましたが、まだまだもっと科学に対する興味を持ってもらえるような表現があったかもしれないなと思ったりもします。2012年に山中伸弥教授がiPS細胞の作製でノーベル生理学・医学賞を受賞した際には新語・流行語にも「iPS細胞」が入選しています。同じ幹細胞研究をしている身であり、生命誌研究館という研究と表現が一体となっている場にいる身である私も、より多くの人に興味を持ってもらえるような研究結果や表現を目指していきます。
4月から始まったプラナリアの研究はまだ進行中のものばかりなのでここに詳しく書けませんが、もう少しで皆さんに見せられる形で発表できるのではないかと思っています。次に私がラボ日記を書く時には、BRHでのプラナリア研究について書けるようにしなくては。今年の私のスローガン、まずは「ONE PAPER(一報の論文)」です。
佐藤勇輝 (奨励研究員)
所属: 形態形成研究室
プラナリアを用いた成体多能性幹細胞の研究をしています。