表現スタッフ日記
2021.03.01
食草園の春
「昨年もこんなに寒かった?」と毎年言っている私ですが、昨年末から年始にかけて、日本各地でも記録的な寒さだったようですね。2月に入り、初夏のような暖かい日があったと思ったらまた真冬に逆戻り…。など、めまぐるしく変わる気候のおかげで服装も体調も“ちょうどいい”を見つけにくい毎日です。
先日も、こんなに暖かかったら春になったと勘違いして、冬眠から起きたり、芽を出しちゃったりする生きものがいるんじゃなかろうか。と思いながら、食草園を見に行くと、ほらやっぱり。まだまだ寒い2月なのにもうユリが芽を出してる!早速、Instagram「食草園の毎日」にアップしようと写真を撮りました。記事を書きながら、そういえば、去年もユリの芽が出た記事書いたような気がする…。と、過去の記事を遡ると確かにありました。日付を見るとなんと今年とほぼ同じ頃にユリが芽を出していたのです。ちょっと例年より寒い日があってもそれに翻弄されることなく春を感じ、粛々と自分の成長に向き合っていたようです。うっかりしたユリではなく、とてもしっかりしたユリでした。
周りを見ると、コデマリ、イチジク、キハダ、サンショウ…。たくさんの植物たちが芽を出しはじめていました。一方、食草園にはまだまだ越冬中の幼虫たちがじっとしたまま。もしかしたら、その子たちが起きだす頃には花を咲かせて葉を茂らせておかなきゃと、植物たちがいちはやく春を感じて準備を開始しているのかな、と想像しながら写真を撮って記録しています。そんな食草園の日々の様子が見られるInstagram、是非のぞいてみてください。
先日も、こんなに暖かかったら春になったと勘違いして、冬眠から起きたり、芽を出しちゃったりする生きものがいるんじゃなかろうか。と思いながら、食草園を見に行くと、ほらやっぱり。まだまだ寒い2月なのにもうユリが芽を出してる!早速、Instagram「食草園の毎日」にアップしようと写真を撮りました。記事を書きながら、そういえば、去年もユリの芽が出た記事書いたような気がする…。と、過去の記事を遡ると確かにありました。日付を見るとなんと今年とほぼ同じ頃にユリが芽を出していたのです。ちょっと例年より寒い日があってもそれに翻弄されることなく春を感じ、粛々と自分の成長に向き合っていたようです。うっかりしたユリではなく、とてもしっかりしたユリでした。
周りを見ると、コデマリ、イチジク、キハダ、サンショウ…。たくさんの植物たちが芽を出しはじめていました。一方、食草園にはまだまだ越冬中の幼虫たちがじっとしたまま。もしかしたら、その子たちが起きだす頃には花を咲かせて葉を茂らせておかなきゃと、植物たちがいちはやく春を感じて準備を開始しているのかな、と想像しながら写真を撮って記録しています。そんな食草園の日々の様子が見られるInstagram、是非のぞいてみてください。
中井彩香 (研究員)
表現を通して生きものを考えるセクター