“脳”での検索結果を表示しています。(40 件の記事が該当しました)
RESEARCH
リズムに合わせてからだを動かすしくみ
田中真樹・岡田研一
体内時計は、24時間の日周期に生活をあわせるための時計です。一方、私たちが普段の生活の中で時間の長短を感じ、正しいタイミングで行動することができるのは別の時計のはたらきによると考えられています。私たちが無意識のうちに時間を測り、リズムを感じ、これに合わせて体を動かす背景には、「大脳基底核」や「小脳」による処理があると考えられています。とくに、小脳は数十ミリ秒から1秒程度までの比較的短い時間の処理に関係していて、リズム知覚や運動制御に重要と考えられています。一体どのように脳の中で独自の時間が生まれタイミングの予測が行われているのか、そのしくみを探ります。
SCIENTIST LIBRARY
分子から脳の科学へ
三品 昌美
1947年滋賀県生まれ。1971年京都大学工学部工業化学科卒業。1976年京都大学工学研究科博士課程単位修得退学(1977年 工学博士)。1977年日本学術振興会 奨励研究員。1978年エアランゲン・ニュルンベルク大学生化学研究所 研究員。1980年チューリヒ大学分子生物学研究所 研究員。1981年京都大学医学部 助手(同年7月 助教授)。1990年新潟大学脳研究所 教授。1993年東京大学医学部 教授。1997年東京大学大学院医学系研究科 教授。2012年立命館大学総合科学技術研究機構 客員教授。東京大学 名誉教授。2013年立命館大学総合科学技術研究機構 教授。
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RESEARCH
飢えからからだを守る脳の神経回路
中村佳子
京都大学大学院薬学研究科博士後期課程単位認定後退学。博士(医学)。米国 Oregon Health and Science University 及び京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニットにてポストドクトラルフェローを経た後、名古屋大学大学院医学系研究科統合生理学助教。
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RESEARCH
生涯はたらくニューロンを支える脳の免疫担当細胞
石井さなえ
2006年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所研究員、日本学術振興会特別研究員(RPD)などを経て、2015年よりペンシルバニア州立大学医学校リサーチアソシエイト。
RESEARCH
睡眠の進化を語る細胞の発見
林悠
2008年東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了。理化学研究所脳科学総合研究センター研究員(糸原重美チーム)、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 若手フェロー、助教を経て、2016年より同大学准教授。
写真:研究室のメンバーと(筆者:前列中央)
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SCIENTIST LIBRARY
大腸菌から霊長類へ、進化し続ける脳と私
山森哲雄
1950年
富山県生まれ
1969年
京都大学理学部入学
1974年
京都大学大学院理学研究科入学
1981年
コロラド大学研究員
1986年
カリフォルニア工科大学研究員
1991年
理化学研究所フロンティア研究員
1994年
基礎生物学研究所教授
2015年
理化学研究所脳科学総合研究センター チームリーダー
RESEARCH
脳の情報処理とまばたきの関係を見る
中野珠実
1999年東京大学大学教育学部卒業後、一般企業に就職。2009年同大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。順天堂大学 助教を経て2012年より大阪大学生命機能研究科ダイナミックブレインネットワーク研究室准教授。
SCIENTIST LIBRARY
生命を分子の言葉で語るために
利根川進
マサチューセッツ工科大学(MIT)ピカワ学習記憶研究所 教授 / 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター センター長 / 理研-MIT神経回路遺伝学研究センター センター長 / ハワードヒューズ医学研究所 主任研究者
RESEARCH
脳の性差をつくるしくみを探る
伊藤弘樹
1992年 北海道大学大学院理学研究科 修了。博士(理学)。科学技術振興機構 ERATO研究員、同 CREST研究員、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 研究員を経て、2007年より東北大学大学院生命科学研究科 研究員。
RESEARCH
柔軟に変わる海馬の回路
池谷裕二
1998 年東京大学大学院薬学系研究科にて博士号を取得。コロンビア大学客員研究員、JSTさきがけ研究員などを経て、東京大学大学院薬学系研究科准教授。同大学総合文化研究科連携准教授。
RESEARCH
小鳥がさえずるとき脳内では何が起こっている?
和多和宏
2003年東京医科歯科大学大学院修了(医学博士)。米国デューク大学医療センター神経生物部門リサーチアソシエイト、北海道大学大学院先端生命科学研究院准教授を経て、2011年より同大学理学研究院准教授。
TALK
カオスで探る生きものらしさ
津田一郎 × 中村桂子
1953年岡山県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、北海道大学電子科学研究所教授。「科学する精神」と「近代を超えること」を実践するために、最適の場として脳の解明を選んだ数学者。著書に『カオス的脳観』『ダイナミックな脳−カオス的解釈』ほか。
SCIENTIST LIBRARY
俯瞰と徹底 分子から細胞、発生へ
御子柴克彦
1945年
長野県生まれ
1973年
慶応義塾大学大学院医学研究科
(生理系生理)修了,医学博士
1976年
パスツール研究所研究員
1982年
慶応義塾大学医学部助教授
1985年
大阪大学蛋白質研究所教授
1986年
国立岡崎共同研究機構
基礎生物学研究所教授(併任)
1992年
東京大学医科学研究所教授
2009年
理化学研究所脳科学総合研究
センター チームリーダー
TALK
文法が生み出す人間らしさ
酒井邦嘉
1964年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。同大学医学部助手、ハーバード大学医学部リサーチフェロー、MIT言語学・哲学科客員研究員を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。生成文法理論に基づいて、言語処理の法則性を脳科学として実証する研究に取り組む。著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』『脳の言語地図』ほか。
SCIENTIST LIBRARY
常に問いを立て続けて—免疫・嗅覚・そして次は
坂野 仁
1947年
福井県生まれ
1971年
京都大学理学部卒業
1976年
京都大学大学院理学研究科修了。理学博士
1976年
カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員
1978年
スイス・バーゼル免疫学研究所研究員
1982年
カリフォルニア大学バークレー校助教授
1987年
同准教授
1992年
同教授
1994年
東京大学大学院理学系研究科教授
TALK
脳の自己形成から人間を探る
中田力 × 中村桂子
1950年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。カリフォルニア大学脳神経学教授。新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター長・教授。臨床医、脳科学研究者として国内外で活躍。fMRI技術開発の世界的権威。脳の渦理論など、独自の統合脳理論を展開する。著書に『脳の方程式 いち・たす・いち』ほか多数。
RESEARCH
ニューロン誕生に見る細胞社会の建設現場
宮田卓樹
1994年高知医科大学大学院医学研究科博士課程単位取得退学。医学博士。日本学術振興会・海外特別研究員(コロラド大学)、大阪大学医学部助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2004年より名古屋大学大学院医学系研究科教授。
RESEARCH
生まれてから変化する柔軟な脳
俣賀宣子
東邦大学理学部化学科卒業。薬学博士。(財)大阪バイオサイエンス研究所、東京医科歯科大学難治疾患研究所助手を経て、1997年より理化学研究所脳科学総合研究センター神経回路発達研究チーム(ヘンシュ貴雄チームリーダー)専門職研究員。
SCIENTIST LIBRARY
新しい方法の導入で発見を
中西 重忠
1942年
岐阜県生まれ
1966年
京都大学医学部卒業
1971年
京都大学大学院医学研究科博士課程修了
米国国立衛生研究所客員研究員
1974年
京都大学医学部助教授
1981年
京都大学医学部教授
1995年
京都大学大学院医学研究科教授
1999年
京都大学大学院生命科学研究科教授
2005年
大阪バイオサイエンス研究所所長
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2024年
あなたがいて「わたし」がいる
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2023年
生きものの時間2
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2022年
生きものの時間
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2021年
自然に開かれた窓を通して
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2020年
生きもののつながりの中の人間
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2019年
わたしの今いるところ、そしてこれから
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2018年
容いれる・ゆるす
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2017年
和なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる
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2016年
ゆらぐ
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2015年
つむぐ
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2014年
うつる
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2013年
ひらく
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2012年
変わる
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2011年
遊ぶ
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2010年
編む
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2009年
めぐる
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2008年
続く
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2007年
生る
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2006年
関わる
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2005年
観る
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2004年
「語る」 「語る科学」
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2003年
「愛づる」 「時」
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2002年
人間ってなに?
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2001年
「生きものが作ってきた地球環境」ほか
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2000年
「骨と形 — 骨ってこんなに変わるもの?」ほか
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1999年
「化学物質でつながる昆虫社会」ほか
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1998年
「刺胞動物を探る サンゴの一風変わった進化」ほか
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1997年
「花が咲くということ」ほか
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1996年
「ゲーリング博士が語る 目の進化の物語」ほか
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1995年
「生き物が語る「生き物」の物語」ほか
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1994年
「サイエンティフィック・イラストレーションの世界」ほか
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1993年
「生き物さまざまな表現」ほか
季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。
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動詞で考える生命誌
生命誌では生きものの本質を知る切り口となる動詞を探し、毎年活動のテーマとしてきました。これらの動詞を出発点として記事を巡る表現です。生命誌の活動の広がりと、独自の視点でのつながりが見えます。
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生命誌の世界観
科学、哲学、美術、文学など多様な分野の記事を「生命誌の世界観」の上に置き、統合する表現です。「生きている」をさまざまな視点から見つめてみませんか。
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生命研究のあゆみ
日本の生命研究の基礎をつくった研究者が自らの人生を語るインタビュー記事(Scientist Library)を総合する表現です。先生方の研究人生と、分子生物学誕生からの生命研究のあゆみを重ねた年表から記事が読めます。
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