今号テーマ
館長からの手紙
「長岡京室内アンサンブル」を率いるヴァイオリニスト森悠子さんと話し合っているうちに、二十一世紀は誰もが生き生き暮らせる社会であって欲しいという気持が高まりました。二十世紀を懸命に生きた者として次世代に何が渡せるかを考えてのことです。今は、分野を問わず 「よく生きる」とはどういうことだろうと考える時だとお思いになりませんか。
リサーチは、細胞膜という境界がものや情報を巧みに出し入れするしくみです。閉じていないというところに注目してください。三品昌美先生は 「よく学び、よく遊べ」 をみごとに生かした研究生活です。
どのページも、日常の中で生きることを考えるための素材を選りすぐっていますが、より良いものにするためにお力をお貸しくださいますようお願いいたします。先回同封のハガキでのお言葉ありがとうございました。お返事はホームページに書きました。ホームページへのご投稿をお待ちしております。
この夏は猛暑になりそうとの予報です。お大切にお過しくださいませ。
2018年6月1日 中村 桂子
TALK
世界を変える音楽と
科学の物語
森 悠子長岡京室内アンサンブル
音楽監督
音楽監督
中村桂子JT生命誌研究館名誉館長
CARD
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