カードを楽しみ、細かな内容はWEBで読むというユニークな組み合わせの季刊誌です。

2015年間テーマ つむぐ 84号
84
年刊号つむぐ

改めて生きものってなあに

 生きものが紡ぐ物語を読み解くことに日々苦労している身にとって、想像力の羽を思いきり広げた物語が描ける方は羨ましい。そんな思いでお会いした上橋さんは「生きる」を考えるすてきな仲間で元気づけられました。リサーチは、ゲノムを改めて問う第1弾としてのウイルスです。緒方さんの巨大ウイルス、増田さんのウイルスへの更なる寄生は、新しいウイルス像を示し、生きものってなあにと考えさせます。サイエンティスト・ライブラリーの大村先生は村で活躍する父上に学んだ信じる道を行く研究人生に学ぶところ大です。紙工作はいよいよ擬態です。作り方はなるべく簡単にと心がけました。ハナカマキリくん、みごとに隠れてくださいね。(中村桂子)
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2015年間テーマつむぐ 20年前に生命誌研究館を始めたきっかけは、生命科学という学問を、生きているとはどういうことだろうという素朴な問いにつなげたいという思いでした。その具体的なとっかかりがゲノムでした。DNAを遺伝子としてだけでなく、細胞という生きる単位の中の総体(ゲノム)として捉えると、普遍性、多様性、歴史性、階層性、創発性などが見えてきたのです。それから20年、ゲノム解析は予想をはるかに越えて進展しました。今や個人のゲノム解析の時代ですが、ゲノムの本質がわかったかとなると・・・さまざまな現象が次々出てきて複雑です。少しわけがわからなくなってきている気もします。ゲノムに向き合い直し、生きものって何だろうと改めて問うのが次の10年です。織りものの始まりは糸を「紡ぐ」こと。ゆっくり紡いで原点からの出発です。

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生命誌年刊号

『つむぐ』 生命誌年刊号 vol.84-87 中村桂子 編集

季刊「生命誌」84-87号の内容を一冊の本にまとめました。
(A5版変形サイズ・235ページ)
定価:本体1,600円+税/発行:JT生命誌研究館
発売:新曜社/発行日:2016.11.5
全国書店、研究館グッズコーナー及びこのホームページの通信販売にてお求めになれます。

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