表現スタッフ日記

表現スタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

2018年1月9日

季刊生命誌100号に向けて

村田 英克

生命誌研究館の創立から25年つまり四半世紀になりました。振り返ると、科学も社会もくるくる変わる世の中で、変わらずに「生きている」ということを見つめ続けて、いのちを大切にする社会を、よく生きる知をつくりあげる。そのためにたくさんの人々とつながり生命誌を考える交流の場を具体化する。季刊生命誌の発行はその一つで、私たちはこれにもっとも力を入れています。

季刊生命誌が創刊以来の冊子から現在のスタイルになったのは2002年のこと。38億年続く生きものがそうであるように、状況の変化に応じて柔軟に形を変えながらも、大切なことは変えずに更に積極的に続いてゆく表現の工夫です。季刊生命誌は決して一方向の発信でなくこれを読んでの感触も得たい。それにはまず表現し発信する場にある私たちが感じたこと、考え、研究に出会って得た驚き、表現する営為に生じる発見のすべてを物語として読者と共有するにはどのような方法があるのだろうかという試行錯誤が(これは常に)あり、そこに生じたスタイルが、カード型記事、紙工作、双方向のWEBジャーナルまた動詞を軸に一年を通読する書籍、それらの組み合わせでありました。「生きている」ことを知る表現の意義は、届けた時にこれを受け取る方々が不思議と同じ醍醐味を感得できるところにあると思うのです。

2019年に季刊生命誌は創刊100号を迎えます。この節目でも、やはり大切なものは変えずに、同時にさらに積極的に面白いものに変わりたいと思います。2019年までまだあと1年あります。ここで読者の皆さまへお誘いです。現状の季刊生命誌を、どんな風に受け止め、どのように活用なさっていますか?

今年は年4回の季刊生命誌の発行を通じて現状へのご意見・ご感想、また今後に向けたご提案をお寄せいただきたいと考えています。14cmサイズのカードは読みにくくはないですか? スマートフォンでWEBジャーナルを読みますか? 生命誌アーカイブによく入りますか? ペーパークラフト以外の記事も楽しんでいますか? 本屋さんで生命誌年刊号が買えることをご存知ですか? …ちょっとしたこと、記事内容について、発行形態にかかわること、どんなことでもかまいません。さまざまな声を集めながら季刊生命誌100号を、さらに100号以降の季刊生命誌のあり方を探っていきたいと思います。皆様のさらなる積極的なご参画をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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