生命誌について
2024.08.14
北海道をロールモデルに
どんぐり
何だか七月が酷暑過ぎて八月に入って既に残暑を感じ秋桜を見掛けたり既に秋を感じ始めている今日この頃です
季節の移り変わりが1ヶ月前倒しになってきつつある様に感じます。
札幌はここ数年、熊と人間の距離が近くなってきていますよね、ここで北海道は今後どの様に動物たちと共存を見据えていくのか毎年興味を持っているところです、先生はどの様にこの問題をお感じですか?
最近、すうがくさんぽというあすなろ出版から出た絵本が面白く子どもと読んでいます、こんな絵本が有れば私自身も数字に苦手意識なく好奇心を持ったのに!と良い出会いでした
DNAの絵本を作成中とのこと、先生の絵本とってもたのしみにしています
2024.08.14
1. 中村桂子(名誉館長)
どんぐり様
ご意見ありがとうございます。
毎日のとんでもない暑さも、熊さんの里や街への出現も、元をただせば人間が勝手なことをやったせいでしょう。もうそれは止めましょうというメッセージが農業科です。地道に行動するしかないと思っています。北海道の方たちに期待しています。そんな気持ちを「土とヒトの生命誌」として書きましたら、出版社が「人類はどこで間違えたのか」(中公新書ラクレ)と大きく書いて・・正直大き過ぎると身を縮めていますが、本音はその通りなのでお目に留まったらお読みくださると嬉しいです。DNAも暑い中で考えています。
中村桂子