その他
2023.01.20
健やかに“根っこ”を育てる土壌とは
こうちゃん
生きもの、例えば野生動物のシカなどは
母親のお腹から生まれて間もなく自分で起き上がり
親の後をついていきます。
一方、生きものの人は未熟児として生まれますが
それだけに乳幼児期の生活環境がその人の“根っこ”が育つ上で大きく影響すると思います。
では、生まれてから幾つくらいまででしょう
①土間にかまどがあった頃は7才ぐらいまでは神の子で
7才頃になって初めて人の子として名前をつけた。
②ハイハイする頃から新しい発見とともに脳が成長。
大脳皮質による視覚野・聴覚野などは生後数か月から
7・8才ぐらいまで環境の影響を受ける。
③養老・池田・奥本の虫好き3人組は
虫好きになるか・嫌いになるかは小学校低学年まで。
・・・とあるので、7・8才ぐらいまでかなと思います。
では次に、どんな生活環境が良いかですが
生命誌のお話の中で、脊椎動物の胚は発生初期どれも区別がつかない。生物の進化は積み上げ方式で古いものは捨ててはいない。要はショートカットできないんですね。
・・・であれば
現代人のゲノムは数万年前から変わっていないとすれば
個体の成長も、その頃と同じ変化する自然・生活環境で親子や皆と群れて虫を取ったり摘み菜をしたりして遊ぶ・学ぶをできる限り日常化させ
好奇心・創造性・コミュニティ力を育てていくところから始めるのが生きものの人として素直かなと思っています。
とは言っても、都会暮らしで20~30代中心の子育て世代は、あれこれやることが多数あるでしょうが、子育てをどうするかのポリシー・プランを明確にし、子供抜きでしたいこととどのようにバランスをとっていくかを設計した上で生活習慣化することが大切かなとそんなことをボーっと考えています。いかがでしょうか。
2023.01.20
1. 中村桂子(名誉館長)
こうちゃん様
おっしゃる通りですね。人間は未熟で生まれてきますから、長い子ども時代があるわけで、そこをどう生きるかに大きな意味があるところが面白いですね。そこに周りの大人がどう関わるかが大事なわけで責任を感じます。
人間の親子関係の難しさと面白さ・・あまり考え込まずに楽しく遊ぶのが一番かなと、平凡なところに落ち着きました。
中村桂子