ようこそBRHへ

中村桂子
中村桂子館長のプロフィールはこちら

2019年が始まりました。昨年館の全員(除:館長・顧問)で「BRH将来ビジョンプロジェクト」を立ち上げ、議論をまとめました。まだ中間報告ですが、今年から少しづつ具体化を求めていくことになると思います。「人間は生きものであり、自然の一部である」というあたりまえのことがあたりまえと言っているだけではすまなくなってきています。AI(人工知能)が人間を超えるなどと安易に言うのは止めなければなりませんが、生活のすべてがコンピュータ化されたところに生れ落ちた赤ちゃんは生きものとして生きることになるのかどうか。どこにも答はありません。でも生命誌としては考えないわけにはいきません。

季刊「生命誌」が100号になります。今年はこれまでをふり返り、これからを考えていく年になるでしょう。そこで大事なのはやはり人間について考えることです。昨年書いた『「ふつうのおんなの子」のちから』(集英社)は、題名は生命誌と無関係に見えますが、上に書いた事柄を考えた結果出てきた、私にとっては大事な視点です。今年も「ふつう」を大事にしたいと思います。

そこで今年はテーマを特定しないことにしました。動詞で考えるという基本を大切に、これまでのテーマを思い返し、また新しいものを探す旅の年にしようと思います。現在の社会のありよう、学問のありように眼を向けて今大事なことは何かを考えていきます。とくに昨年、一昨年の「」と「」を巡ってはたくさん考えなければならないと思っています。

今年もBRHの活動に関心を持ち、さまざまな形で参加して下さいますよう、よろしくお願いいたします。

2019年2月1日
JT生命誌研究館館長 中村桂子

  • 研究感へ行こう
  • 生命誌の広場

中村桂子館長年度のご挨拶

  • 2018年度のご挨拶
  • 2017年度のご挨拶
  • 2016年度のご挨拶
  • 2015年度のご挨拶
  • 2014年度のご挨拶
  • 2013年度のご挨拶
  • 2012年度のご挨拶
  • 2011年度のご挨拶
  • 2010年度のご挨拶
  • 2009年度のご挨拶
  • 2008年度のご挨拶
  • 2007年度のご挨拶
  • 2006年度のご挨拶
  • 2005年度のご挨拶
  • 2004年度のご挨拶
  • 2003年度のご挨拶
  • 2002年度のご挨拶
  • 2001年度のご挨拶

ページの先頭へ